5月7日からの戦略は、、

2020年5月7日(木)皆さん、こんばんは!

ゴールデンウィーク明けて、今日7日はどんな1日でしたか?

「高知の食卓」に情報を掲載していただいているお店の皆さんからは

自粛の解除と共に営業時間の変更に伴う新たな情報掲載が続いています。

皆さんの声を集めますと、どうやらゴールデンウィークのテイクアウト

は好調だったようです。県民の皆さんが積極的にテイクアウトを利用

してくださったおかげで、飲食店さんも忙しかったようですね。

5月1日(金)から5月6日(水)までの6日間の各日のアクセス数は

次のとおりです。

5月1日(金)2.300人

5月2日(土)3,650人

5月3日(日)3,071人

5月4日(月)3,115人

5月5日(火)3,153人

5月6日(水)2,122人

累計では17,418人でした。

ピークは5月2日(土)でしたね。そして5月4日(月)5日(火)と連休が

続く中で「高知の食卓」サイトへの立ち寄りも多くなっていました。

飲食店の皆さんの売り上げ実績もこの動きと比例しているところがある

かもしれませんね。

さて、今日7日以降のことです。

「休業要請解除」という言葉が走り始めました。

私は感染症の専門家ではありませんので、今後の感染症の推移については

語ることはでいません。

ですが、コンサルタントとして飲食店の皆さんが考えるべきことは示す

ことができます。

今後の状況は、

1、店内飲食のお客様はすぐには回帰しません。

(感染症の治癒につながる薬の決定打が流通するか、大半の人に抗体が

できるまでは、気軽な外出も以前のような飲食も難しいと多くの人が

考えているからです。)

2、ソーシャルディスタンスや三密を避ける意味で、座席の間引き営業は

1日あたりの「客数」や「時間帯売り上げ」を下げることになります。

3、前記2の影響を受けて「1日あたりの売上」をある程度維持するためには

「店内飲食」に加えて「テイクアウト」を併用する必要があ理ます。

ということになります。

そして、5月以降のカレンダーや季節変動を視野に入れて、対策を講じる

必要があります。

・まずは5月9日(土)10日(日)に需要の山場があります。

「母の日」があるからです。

・毎月25日給料日前後の週末

・6月の梅雨入りによる外出意欲の減退

・6月21日(日)父の日需要

・年金支給日(偶数月の15日)付近の需要喚起

・7月以降の祝日の需要喚起

・6月から7月に掛けて夏のボーナス支給と需要喚起

(ただし今夏のボーナスは支給額減額企業が多数あるはず)

飲食店の店内飲食やテイクアウトの需要に影響を与える世の中の出来事には

こんなことを挙げることができます。

これらを見越して「計画」を立てることが飲食店の世界でも重要です。

スーパーマーケットの世界でも週単位の「販売計画」を立案し、実践しています。

飲食店の皆さんにも同じような考え方が求められます。

「感覚」の世界から、「計画」の世界へのスイッチ。

「偶然の結果」から「必然の結果」に変える。

先を見越して今をどうするか、先のことを計画する。

今日はある飲食店さんから

「休業要請解除を受けて、この先どうしたらいいと思いますか?」

(テイクアウトを止めてもいいですか?)

と質問をいただきました。

それに対して私が答えた内容はここまでに記載した事柄です。

今夜はちょっと真面目な話しになってしまいました。

でも大事な視点です。

飲食店の皆さんの針路に対して参考になれば嬉しく思います。