「新飲食店経営方式」その2

2020年5月13日(水)皆さん、こんばんは!

さて、昨日のブログの話題を続けましょう。

5月14日に緊急事態宣言の解除について方針が発表されそうです。

同時に「新しい生活様式」について遵守が求められる日常が改めて始まります。

※「新しい生活様式」の中で飲食店に関係しそうな項目については昨日のブログ

に整理して掲載しています。

その日常の中で、飲食店が選択する戦略の一つに「新飲食店経営方式がある」と

いう話題でした。

それは何か、、?

というのが「店内飲食’+テイクアウト+◯◯◯◯◯◯=全体売上100%」という

考え方で、◯に入る言葉は「加工食品販売」というところまでお話ししました。

この「加工食品販売」を今回の緊急事態の中から始めている飲食店が「高知の食卓」

に情報掲載されているお店の中ですでに存在しています。

そうです、もう始まっているのです。

軸になるのは、

1、地元の食材を使うこと

2、得意なジャンル・強みとなるジャンルで始めること

というポイント。

1は分かりますよね。普段使用している食材からチョイスするか、身の回り

から探し出すことです。

2は、自分自身の得意な「料理メニュー」や「調理のスキル」、強みは「人脈」

と「設備」です。

これらを整理して書き出すと、自分自身ができる「商品像」の輪郭が見えてきます。

「何をどうやって、誰の協力を得て、何を使って」

が浮かび上がってくるわけです。

次に考えるのが、

「どこで、誰に対して売りたいのか?」

ならびに「誰にどうやって使ってもらいたいのか?」を想像します。

つまり「製造」と「販売・販路」を考えるわけです。

同時に「いくらで売るのか?売りたいのか?」のイメージも浮かべます。

重要なことがひとつあります!

それは「構想を文字にして書く」ことです。

構想は夢や想いと言い換えることもできます。

夢や想いはおぼろげな部分がたくさんあります。

そのおぼろげに頭の中にある夢や想い、

つまり構想を文字にして書くと明確な言葉になります。

文字にする作業を通して、不明確だったものが明確化します。

そして、ここまで出来ると次のステップに進むことができるわけです。

 

と、いうことで今夜はここまでにしましょう。

 

ちなみに、まさに今このステップを踏んで商品開発の道を私と一緒に歩み

始めた飲食店さんがいます。すでに数回の開発会議を行なっていますので、

イメージはかなり具体化しています。

まさに「ピンチはチャンス!」ですね。

「課題」(ピンチ)が「人を強くする」(チャンス)、

そんな場面が毎日私の周囲で起きています。