「高知の食卓」をスタートして1ヶ月を迎えます!

2020年5月10日(日)皆さん、こんばんは!

「高知の食卓」〜高知の飲食店のテイクアウト・デリバリー情報をスタートして

明日で1ヶ月経ちます。

4月11日(土)に開設したこのサイトも今日5月10日までに掲載店舗数135店舗、

累計アクセス人数は78,000人を超えました。概算ではありますが、高知県民

の10人に1人が「高知の食卓」を利用した計算になります。

本当に多くの皆さんに活用いただいたおかげでここまで注目を集めるサイトに

成長することができました。本当にありがとうございます!

私も企画者、管理者として何ものにも替えがたい経験をさせて頂いています。

飲食店の皆さんからの多様な問い合わせ、テイクアウトを利用するときに聞かせて

いただく声、全国展開をしている企業からも連携の打診を頂いたりしています。

そういった情報全てが私の元に届きます。

今日は、帯屋町にテイクアウトを利用しに出かけるついでに、界隈の飲食店の

店頭の様子を確認してきました。

「テイクアウトを止めて通常営業に戻るお店」

「これからテイクアウトを始めるお店」

「テイクアウトに加えて通販にチカラを入れるお店」

飲食店の皆さんのそれぞれ置かれた状況がひしひしと伝わってきました。

そんな様子を見ていると私の中に一つの揺るぎない考えが明らかになってきました。

それは、、

「お店を支えるのは常連さんであるその店のファンである。

日頃、どこかで常連さんやファンづくりに努力しているか、、

がこういった非常事態下において成果となって返ってくる。」

というものです。

今日、帯屋町界隈で見た光景はまさにそれでした。

マーケティング用語で「2対8の法則(ニハチの法則)」という言葉があります。

これはお客様の全体の中の2割の方がお店の業績の8割を支えている、というものです。

定期的にやって来るお客様、

何度も通うお客様、

一度来るとたくさんの買い物(飲食)をするお客様、

そういったコア(熱烈)なお客様が常連さんであったり、ファンと言われる支持者に

なっているわけです。

「緊急事態宣言」「休業要請」「行動自粛」という日常生活の行動に制限がかかる

この非常事態において、テイクアウトを利用されるお客様はどういう思考でそのお店

を利用しているのか、、

「普段、自分が飲食に行っているお店は大丈夫なのか?買って支えてあげたい。」

「店長さんやスタッフさんは元気なのか?利用するついでに声を掛けて励ましてあげたい。」

そんな気持ちからテイクアウトの利用を始めているのではないでしょうか。

私は今回の「高知の食卓」の立ち上げから現在に至るまでの一連の経験を通じて、

強くそのことを感じています。

この経験は感染症騒動が収まりましたら、マーケティングの見解にまとめまして

「緊急事態宣言下における人の行動とマーケティング」というタイトルでセミナー

を行います。ここで得られた知見を多くの皆さんと共有したいと思います。

1日でも早くその日がやって来ることを期待しています。

画像はかもん亭さんのテイクアウトメニューに添えてくださった巻き紙です。

1枚1枚手書きのメッセージに感動しました!