2020年7月1日(水)皆さん、こんばんは!
今日からスーパーマーケットやコンビニ、そのほかの業種においても「レジ袋が有料化」しました。
私も今日はコンビニエンスストアで「袋、有料ですけどいかがしますか?」の言葉を数回聞きました。
1袋3円かぁ、、どーしよ。
ちょっと考えますよねぇ。
ちなみに袋代も入れてポイントつくんですかぁ?なんて不毛な質問までしてしまいました。笑
さて、こちらの写真をご覧ください。
私の得意なアメリカはハワイのスーパーマーケットの売り場です。
まずはWhole Foods Market Queen(2018年オープンのオアフ店最新店)のショッピングバッグ
の販売コーナーをお見せしますね。
いかがですか?
種類がめちゃめちゃ多くないですか?
そしてデザインのセンスがいい!
そしてこれを買っているのは日本人ばかり!笑
ですが、、ただ実際に現地のネイティブのアメリカ人もショッピングバッグを
使います。帆布生地みたいなしっかりとした布地のものは値段が20ドルから高いものは40ドル
近くもしたりもしますので、だいたいは1枚が2ドルから10ドルもしない程度の不織布のバッグが
多いですね。
車のリアトランクに複数枚のバッグを入れておいて、お店に行く都度そこから引っ張り出して
ショッピングバッグとして使うのです。何回か買い物している内に家の中に貯まってきたら、
また車のリアトランクにまとめてどさっと入れておく、、みたいな。
ちなみに彼らは例えばWhole Foods Marketのロゴが入ったバッグを持って、Foodland(他社の店)
に行くことも日常茶飯事で、そこにあまり頓着はありません。
日本だと気を遣ったり人目を気にしたりで、そこのお店のロゴ入りはそのお店だけ、、みたい
にしちゃいますよねぇ。笑
さて、次に紹介するのはアラモアナセンターの中にあるカフェです。
ハワイの自然環境を守るためにプラステックストローを止めませんか?
ということで、金属製のストローを置いてあります。
ドネーション(寄付)をして、この金属製ストローを使うわけです。
(ちなみに私も昨年、サンタモニカで金属製ストローを購入しまして
常にカバンに入れてどこでもいつでも使えるようにしています。)
金属製のストローの横には紙製のストローも置いてあります。
そして、同じくWhole Foods Marketのデリカテッセン(惣菜)コーナーでは
バフェスタイル(量り売り)を行なっていますが、その容器は紙製です。
自分が食べることができる量を紙製のボックスに入れるわけです。
そうすると食べ残しも減るわけです。
これがアメリカのスーパーマーケットのスタイルです。
いかがですか?
日本のスーパーマーケットより取り組みレベルが進んでいる、という実感があります。
(マスクをつけることは苦手なアメリカ人ですが、、笑)
ということで、え?ビニール袋?
そんなものはアメリカではかなり以前からほとんど見かけません。
ちなみにアメリカではビニール袋のことを「Plastic Bag」(プラスティックバッグ)と
言います。そして、このプラスティックバッグを支払い時に渡してくるお店には傾向が
あります。
「EDLP(エブリデイ・ロープライス)」の店、つまり安売り店です。
こんな表現をするのは気が引ける部分もありますが、貧困層が行くお店がプラスティック
バッグであることが多いです。プラスティックバッグを持ってお店を出てくると、
「生活に困っている人」「環境保護に興味がない人」と判断されてしまう可能性があります。
ちなみに多くのスーパーマーケットではプラスティックバッグの代わりは「紙袋」を代用して
います。この紙袋、ハワイでは1枚15セントの有料です。日本円で換算すると25円ちょっとです。
さて、日本は今日7月1日からビニール袋が有料化しました。
マイクロプラスティック問題に対する対策であり、国民意識を向上させ石油由来のビニール製品
の使用削減の意味も込められています。ただ、ビニール袋以上に環境負荷が高いのはペットボトル
の存在だと言われていますね。ですので、個人レベルでこの問題に取り組むためには、ビニール袋
を使わないだけじゃなく、ペットボトルも排除しなければなりません。
ここで気になるのはヨーロッパではコロナウィルス対策としてレジ袋の有料化が延期されたり、再び
配布が始まる動きがあるようです。ショッピングバッグの使い回しは感染を広げる懸念がある、
との見解からです。(お客が持参したバッグを従業員が触る可能性がある、ということです。)
環境保護団体は自然環境保護に逆行する、と懸念を示しているようですが、果たしてどうなるの
でしょうか?