「観光の地産地消」をテーマに対策を考えること。

2020年9月1日(火)皆さん、こんばんは!

今日から9月ですね。

季節は夏から秋へ、、月が変わっただけでも季節が切り替わった感じがありますね。

今年はコロナウィルス感染症の影響で季節感を実感する間もなく、暦だけが先に進んで

いるような気がしています。

さて、昨日の高知新聞夕刊で知りましたが、来年2月の「高知龍馬マラソン」が中止

なりました。

参加ランナーは1万人超え、経済効果が約4億7,900万円もある高知の冬の一大イベント

の中止は大きなインパクトがあります。よさこい祭り中止と相まって高知県経済はこれで

さらに悪化しそうです。

私としても高知龍馬マラソンは2014年から7年連続出場していましたし、毎年2月の大会

をひとつの目標としていましたので、それが中止となると何を目標にすればいいのか、、と戸惑い

を感じます。

今日、高知市総合計画審議会に出席していましたら、観光分野を代表して出席されている方が

「観光客がほぼ見込めなくなって、この先に希望が持てない」と言われてました。

確かにその通りです。今日から高知龍馬空港発着の飛行機も減便状態に戻りましたので、観光客

もビジネス出張もなかなか見込みにくい状況となりました。

私はその観光分野の方の声を聞きながら、これまでの観光事業のあり方は変わったことその声から

改めて実感しました。

県外からの観光客が来ない、、と言葉にしても、来ないものは来ません。

ならば他の方法を考えて売上を立てる道を模索する必要があります。

先日来実例を紹介している料亭濱長の「こぶ茶・梅こぶ茶」の開発はその先行例です。

この取り組みから観光業界も学びとるべきなのです。

と感じながら、県内の学校の修学旅行の行き先が「県外から県内へと移行している」

ことを発言して紹介させて頂きました。

「観光の地産地消」

こういうテーマで県民市民の皆さんに県内の観光地を巡ってもらう方法を考えて、

実践するべきです。さらに観光地の特産名産を首都圏などに紹介し、販売する事業

の立ち上げを準備するべきです。

これは「観光業の生き残りを賭けた命題」です。

飲食業は「テーブルと椅子を用意してお客様を待つ」ビジネスが一時的にでも終焉した

ことを以前のブログで書きました。

観光業は「移動用のバスと寝る用のベッドを用意してお客様を待つ」ビジネスは終焉した

と考える必要があります。

いずれの業界もこれまでの事業にしがみつくようなガラパゴス化していないか、、を推し量る

状況が今の社会です。

全員試されています。そう考えて間違いありません。