2020年9月12日(土)皆さん、こんばんは!
昨夜は「高知の食卓」に情報を掲載してくださっているお店を訪問させて
いただいていました。
そこで出会ったのがメジカの新子です。
メジカとは宗田鰹の幼魚で、生後1年以内のものをメジカの新子(しんこ)と呼びます。
メジカの新子を刺身で食べる時期はとても短くて、8月を前後とした2ヶ月ちょっと
だけです。
そんな新子に昨夜は菊寿しグループの「ひょっとこ寿し」さんで出会いました。
この夏の新子との出会いは2回目です。
でも、もう時期は終わったと思っていましたので、予想外の嬉しい出会いです。
輝いて見えますね!
さて、昨夜はメジカの新子の正しい食べ方を教えてもらいました。
その食べ方とは、、
①メジカを醤油の中に入れる。
②仏手柑の果汁を絞り入れる。
③しばらく待つ。(5分から10分ぐらい)
④メジカの赤い身が白くなってまだ少し待つ。
⑤仏手柑の酸味とメジカの旨味とモチモチ食感を同時に感じながら食べる。
という食べ方でした。
醤油に入れてからしばらく待つ、というのがポイントでメジカの新子を「漬け」
にする、ということです。
こうすると新子の身の中に醤油と仏手柑の酸味が染み込んで、噛めば噛むほど
味わいが出てくるように感じました。
そしておまけの美味がこの漬けた後の醤油です。
新子の旨味と仏手柑の酸味が染み込んで素晴らしく美味しい醤油に仕上がって
いるんです。
これをご飯にかけて味わうと、、
もうのけぞる美味しさです。
こんな食べ方、知りませんでした。
もう今年の新子はシーズンが終わりますので、来年のシーズンにこの味わい方
で満喫したいですね!