2020年10月13日(火)皆さん、こんばんは!
今日は先日のブログで紹介した「牛丼の吉野家」にこの秋の新メニュー
「黒毛和牛すき鍋膳」を実食しに行ってきました。
まずはメニュー表の紹介です。
なるほどね、、
「ついに登場」「期間限定」「税別で1,000円を切る価格設定」という気持ちを
くすぐるポイントがあります。
(ご飯の増量・おかわりも無料みたいですね。しませんけど。笑)
で、実際の料理がこちらです。
いかがですか?
このブログを読んでくださっている方は、このすき鍋膳を見てどうお感じになりますか?
私はずばり100点満点中の採点20点です。
メニュー写真が100点としてです。
ですので、私が社長ならこれでは商品としての発売を許しません。
では何がダメなのか、、
まずは「メニュー表の写真」と実物が違い過ぎます。
何が違うのか、、というと、「黒毛和牛」という一番のウリがメニュー表の写真
は生肉で写っていて、実物はすでに煮込まれている、という違いが私には大きな
マイナス評価です。
お客さんはこの写真も実物も一番先に目がいくのが「肉」です。
なのに、その肉が写真と実物の姿が違うという。
写真が生なら実物も生で提供して「お客様自身でよく煮込んでお召し上がりください」
と注釈をつけるか、写真も煮込んだ状態のもので写して、実物とのギャップを無くすか。
現に通常のすき鍋膳は煮込まれた肉の写真で入っています。
そもそも「黒毛和牛」の定義は「生」ではありません。
それは「牛の品種」であり、「肉質の違い」と「食感や味の違い」に現れるもののはず
です。生の画像で肉質を見せようとしているのは分かりますが、これはイメージの先行が
過ぎる、と私は感じます。
さらにもう少し突っ込むと、野菜の並びに整列性が無く、この料理の姿を見ただけで気持ち
が疲れます。笑
まるで洗い物が溜まった台所みたいです。笑
味の沁みた2日目のすき焼きじゃないんだから、もっときちんと見た目整えようよ!
と言いたい。
ファーストフードとは言え、やはり家庭では味わうことができない料理やそこに気持ちを
癒すものがないと外食店として意義はない、と私は考えています。
そういう意味では吉野家の「黒毛和牛すき鍋膳」は失格でした。
吉野家の河村泰貴社長がこのブログを読んでいたら、、なんてことはないと思いますが、
この大事な要点をぜひ改善につなげて、吉野家の業績回復につなげてもらいたいですね。
という指摘は、このブログを読んでくださっている高知県の飲食店の経営者の皆さんにも
ぜひ参考にして頂き、全て共感!とはいかないまでも、同じく要点を参考にして頂けたら
とても嬉しく思います。
吉野家の「黒毛和牛すき鍋膳」の課題をご自身の店舗の改善につなげてください。
<昨日の答え>
サンプラザ創業58周年広告の中に写る私・東森はどこにいるのでしょうか?
の答えは、広告の左下「寄付金贈呈式」の司会者として写っている、が答えでした!
探してくださって皆さん、ありがとうございました。