2020年12月6日(日)皆さん、こんばんは!
さて、今夜の話題はちょっと変化球でいきますね。笑
先週の金曜日、つまり12月4日(金)に高知県庁にて報道各社の記者の皆さんに向けて
記者発表を行いました。
何の話題で発表したのか、、と言いますと、
「高知ではたらく男性の意識調査の結果まとめ」についてです。
変化球な話題でしょう。笑
で、この結果まとめの中身の詳細まではここで紹介はしません。
調査を行ったのは公益社団法人高知県自治研究センターと高知大学教育学部の教授の先生
との共同で行ったものでした。
調査対象(有効回答数)は高知県内の企業と官庁(行政機関)で働く男性1,330人です。
さて、その中で興味深いデータがありましたので、そこだけ紹介します。
問いかけは「あなたが子育てで困ったときに誰に相談していますか?」です。
1,330人の男性の回答はこういうものでした。
1位 パートナー(つまり妻ですね)
2位 自分の母親
2位 パートナーの母親(妻のお母さん・義母)
3位 自分の父親
4位 パートナーの父親(妻のお父さん・義父)
5位 幼稚園・保育園の先生
※2位は同数のため2つの回答がランク入りました。
まぁまぁまぁ、だいたいそんな感じかな、、と思いますね。
ところが!
ところがですよ。
同じ問いを女性、つまりパートナーである妻の立場の方に尋ねるとこうなります。
1位 自分の母親
2位 パートナー(つまり夫ですね)
3位 自分の友達(つまりママ友)
4位 パートナーの母親(夫のお母さん・義母)
5位 パートナーの父親(夫のお父さん・義父)
6位 幼稚園・保育園の先生
※6位に男性の5位の要素が出ましたので女性の回答は6位まで紹介します。
この結果、いかがですか?
面白くないですか。
男性は子育てで困った時に誰に相談するか?ってまずはパートナー(妻)、そして
自分の母親、パートナーの母親がまず最初なんです。その次も自分のお父さんや
パートナーのお父さん(義父)と続きます。ようやく5番目に家族以外の相談先が
出てきます。
ところが女性はパートナーが1位じゃないんですよ。笑
自分自身の母親を頼るんですね。その次にパートナーなんです。
さらにパートナーの両親に頼るよりも、ママ友が上位にやってきます。
さて結論ですよ!
「男性の社会性が弱い!」ってことです。
つまり相談先が限定的なんです。家族内でなんとかしようとする傾向があるんですね。
で、もう少し想像を膨らませると、、
この男性の相談先上位5位までは「相談」というよりきっと単純に自分の子どもをそこに
預けに行っているだけですね。笑 あるいは保育園などの迎えを頼んでいるか、、です。
「頼む!」みたいな感じで。笑
で、女性のほうは、、預けたり、迎えを頼んだりもするんでしょうけど、ママ友が
3位に入っていることから、たぶん「情報交換」「ストレス解消のための会話」が
そこに多く含まれているのではないでしょうか。話してスッキリする!みたいな感じです。
もしかしたら子育てを要領よく、効率よく行うためのノウハウについて情報交換している
可能性も高いと思われます。
今日、高知大丸で料亭濱長の「八千朗だし」(出汁パック商品)の販売をサポートする
ため地下の食品売り場に朝から夕方まで付き添っていました。
その途中で1階の化粧品売り場を歩いていた時にハタっと目が止まったのは、化粧のやり方
のアドバイスを受ける若い女性の姿でした。隣に子どもを座らせて、自分の顔を使って
売り場のスタッフからアドバイスを受けています。
こういうことって女性にとっては割とあり得ることかと思いますが、男性にはまず無い
ことです。散髪に行ったときぐらいでしょうか、、髪型のセットの仕方などアドバイスを
もらうのは。
化粧の仕方を他人(スタッフ)に教えてもらう、、
こういう社交性と言うのか、、家族以外の人に自分のことを相談できる、という特性が
女性には備わっているようにこの様子を見て直感・納得した次第です。
そう考えると先ほどの調査結果は面白いデータですよねぇ。
さて、皆さんはこのデータを見てどんなことを考えましたか?