2020年12月10日（木）皆さん、こんばんは！
今日まで出張に出てました。
静岡県掛川市のスーパーマーケット三善さんの毎月の定期コンサルティングです。
今月の目玉はオリジナル餃子を発売したこと！
商品名は「掛川ポーク味餃子」です。
この餃子の開発にあたっての構想は今から約1年ほど前、
自社開発の商品を作りましょう！
掛川の地域外に売り込める商品を開発しましょう！
と私からも提案したところが出発点です。
実は掛川ならびにその周辺地域は餃子の名店が多く、持ち帰り専門的な
餃子の名店がたくさんあります。
昨年から掛川西高校食物研究部の皆さんと一緒に惣菜商品を開発して
いたこともあって、餃子を高校生と開発してみるのは？というアイデア
も当初浮かんでました。
餃子の名店がある、
餃子が嫌いな人はほぼいない、
自粛生活の中で自宅で餃子を焼く人はきっと増える、
そういった読みの中で構想は企画へと進んでいきました。
その後、OEMで製造してくれるメーカーと出会い、一気に企画が具体化。
地元掛川のフレッシュポークと国産野菜を原材料に使用したオリジナル餃子
がついに完成して、今月の初めに発売しました！
商品名も社長に私から「味餃子でいきましょう！」「掛川の文字は入れて下さい」
と強くお願いしてこの名前に決定しました。
「味餃子」
いい名前です♪
冷凍餃子ですので管理も販売もしやすく、また惣菜コーナーではこの味餃子を
焼き売りも行います。さらにはスーパーマーケット業界の他社に卸すことも想定
していまして、私も数社にこの商品を提案するつもりです。
飲食店の皆さんにもきっと参考にできる商品開発企画のはずです。
餃子に限らず、自社の強みや市場環境の状況を読んでこういった加工商品を開発
する。そしてその商品が遠隔地まで飛んでいき、お金に変えることができる。
飲食店もスーパーマーケットも店舗を構えると「待ち受け商売」となりますが、
ノウハウを形（商品）に変えると「攻める商売」が可能になります。
無症状も軽症も重症もとにかく陽性を全て数えて、その数で社会を自粛させて
いくこの論調だと、気温が多少和らぐ来年の4月頃まで感染者は増え続け、そして
自粛はエスカレートしていきます。
体力（資金）のあるお店は耐えられますが、おそらくほとんどのお店が内部留保
を持っていないはず。
でも以前にも紹介しましたとおり、人は1日3回食事をすることを止めていません
ので、結局はどういうスタイルで食を提供するか、、が問われていることになり
ます。
飲食店の「待ち受け」は厳しいです。
テイクアウトの充実や加工商品の開発に進むべきです。
このブログを読んでくださっている飲食店経営者の皆さん、
ぜひ勇気を持ってその道を前進してください！
