2021年3月11日(木)皆さん、こんばんは!
今日は東日本大震災発災から10年目を迎える年になりました。
2011年3月11日(金)、その日の記憶は今でも覚えています。
高知市北御座の会社事務所のデスクで仕事をしていたら、事務所内のスタッフがざわざわと
し始めました。インターネットの中継を見ると、津波が押し寄せてきている様子が流れて
いて、これは大変なことが起きている!と直感。
ここにいてはいけない、と思い、一度自宅に帰宅しました。
が、マネージャー職である私はやはり会社に戻らねば、、と思い、すぐさま会社にUターン。
途中、高知市の国分川にかかる橋を通過中に津波が押し寄せている様子を車の窓から見て、
会社に戻っていいのか、、躊躇しそうになりながら会社に到着。
その夜は会社の慰労会が予定されていました。
東北地方の皆さんが置かれている状況をそれ以上に把握することができず、私も市内の
居酒屋で食事をしました。その日は金曜日ということもあり、店内は満席でした。
3月11日の記憶はそこまでですが、それから数年後、私の立場がコンサルタントとなって、
岩手県に初めて訪問することになりました。
陸前高田市、大船渡市、釜石市、宮古市、久慈市、そして盛岡市でNPO法人向けの
「ファンドレイジングセミナー」で私が講師を担当させて頂きました。
NPO法人の資金獲得に関するセミナーですね。
高知の私が東北地方の皆さんの役に立てる。
そのやりがいを胸に講師を務めさせて頂きました。
その当時の訪問で岩手県内の復興状況も自分の目で見ることができ、私自身も貴重な
経験となりました。
やがていつか発生する、と予測されている南海トラフ地震に備え、意識を新たにし、
自分が被災者にならないように対策をしていきたいと思います。