WBC・ワールドベースボールクラシックで考えを巡らしてみる。

2023年3月21日(火)皆さん、こんばんは!

昨日のブログで今開催中の野球の世界大会「ワールドベースボールクラシック」(WBC)

ことを話題にしました。

今日、日本代表チームはメキシコに逆転サヨナラ勝ちをして、明日のアメリカとの決勝戦に

進むことになりましたね。明日の決勝戦が楽しみなのですが、その前にこのWBCについて

想像力を働かせながら、いろいろと考えてみたいと思います。

1、テレビの視聴率について

3月16日(木)に放送された日本対イタリア戦のテレビでの野球中継の視聴率はおよそ

  48%だったそうです。

ちなみに昨年末の紅白歌合戦の視聴率はおよそ35%、今シーズン放送されている大河ドラマ

  は15%です。

そういう比較をすると48%ってすごい数字だな、、と思いますが、

逆に見ると52%が見ていない人の割合となります。

2人に1人が観ていて、残りの1人は観ていない。

100人いたら、52人が観ていない、という数字になります。

テレビニュースでもワイドショー番組でも話題持ちきりですので、もっと観ている人が

いそうですが、意外と観ていない人が多い、という感じですね。

確かに先週、東京出張した際に中国戦、韓国戦の夜に都内で食事をしましたが、新橋の

もつ焼きのお店は50人ほどの店内は満席、誰も野球の話題を口にしていませんでした。

試合のテレビ中継の時間帯は駅にも人がいっぱいでしたので、観ていない人だらけ、、

という状況でした。

2、日本代表チームのアメリカへの移動とか諸々について

3月16日(木)の夜19時開始で準々決勝のイタリア戦がありました。

そして22時半前に試合が終了。

準決勝は3月21日(火)※にアメリカのマイアミで行われます。

※現地時間では20日(月)です。

私の予想では試合終了後に都内のホテルに移動して、いったん身体を休めて翌日の

日中もしくは夜にアメリカに向けて出発するのかな、と思ってました。

そうすると、日本代表選手の皆さんは試合終了後すぐに羽田空港に移動して、

午前2時30分頃日本航空チャーター機でアメリカに向けて出発したのです。

そこで、思うこと

1)日本航空の機材とパイロットなどクルーは試合の結果を見守りながら羽田空港で

待機をしていたことになります。

13時間ほどのフライトのようですので、万全のフライトを期するためにパイロットは

キャプテンクラスの方々を交替要員含めて4人体制、CAさんもいつもより多めに搭乗

していたのではないでしょうか。この皆さんは試合結果次第ではフライトしないこと

を念頭に、フライト準備を進めていたことになります。

2)チャーター機ですので、機材を予め手配をしていたことに。運行計画を国土交通省

やアメリカ側の航空管制機関に申請・提出して承認を事前に取っておく必要もあります。

でも、もしイタリアに負けたら、全てキャンセルになる、という前提です。

3)機内に搭載する食事の手配も勝てば必要、負ければ不要、の前提で用意していたはずです。

4)選手は都内のホテルに戻ることなく羽田空港に向かったのでしょうか。

もしそうだとしたら、試合開始前にチェックアウトして全ての荷物を運び出して東京ドーム

に来ていたはずです。でも、負ければどうするのでしょうか?またホテルに戻る?

戻るしかないですよね、23時過ぎですので、ホテルを引き払っていたら寝る場所があり

ません。であれば、ホテルにはそのまま荷物を置いて、勝ったら移動させる。負ければ

移動させない、みたいなことになっていたのでしょうか。

5)現地アメリカはマイアミのホテルの手配はどんな進行で確保していたのでしょうか?

これも勝てば必要、負ければ不要です。

これについてはイタリアが勝っても、日本が勝っても同じホテルを押さえていたのかも

しれません。

日本の勝利が決定したのが22時30分頃ですので、すぐさま現地のホテルにその情報が

届き、宿泊する人の名簿的なものがメールなどで届けられたはずです。現地はその時刻

は朝の10時30分頃ですので普通のビジネスアワーです。ですので現地のホテルが宿泊

受け入れ対応は可能だったでしょう。

6)選手の食事はどんなサポート体制なのでしょうか。

日本代表ですので、おそらく専属料理人や管理栄養士が帯同していて、ホテルでも

専用の食事を選手に提供しているはずです。

そう考えると、マイアミのホテルでの食事の提供はかなり難しいのではないかな、と。

勝つか負けるか、、分からないまま現地で食材を手配するわけにもいかないでしょうし。

選手と一緒に料理人もチャーター機に乗って現地入りしていたら、そこから食材の手配

に動かないといけません。

もしかしたら日本国内の食事をサポートする料理人と、現地でサポートする料理人が

それぞれにいて、日本代表チームがアメリカに渡ったらバトンタッチしているのかもしれ

ませんね。現地での食材調達や炊飯器など日本人ならではの厨房機器の手配やキッチンでの

料理の段取りなど、マイアミ現地での準備は結構大変なはずです。

7)マイアミでの宿泊と食事はきっと現地コーディネーターが勝つ前提で準備を進めていたのでは

ないでしょうか。

8)チャーター機の話題に戻ります。

マイアミまでフライトした日本航空のチャーター機はその後どうしたんでしょう。

日本からマイアミへの直行便はありませんので、復路に一般客を乗せて飛ぶことはしないでしょう。

そうなればアメリカ国内で移動(フェリーフライト)して、日本航空の日本行き便があるところから

日本へ戻ったか。

もしくはマイアミにそのまま駐機させて、日本代表の帰りまで待機しているのか。

たぶん待機しているでしょうねえ。

これも負ければ帰りが早くなり、勝てば1日遅くなる、という形に対応できるように現地でクルーが

準備を進めることになります。

3、選手の着替えってどうやって洗濯しているの?

ユニフォームは毎日洗濯しているはずですので、それぞれにきっと名前が入っていてまとめて洗っても

選手個人個人にスムーズに戻せるようになっていると思います。

疑問はパンツとか靴下とか、、普段着や部屋着の服はどんな風に洗濯しているのでしょう。

ランドリーバッグにまとめて入れておくとスタッフが洗って乾かしてくれたものが戻ってくる。

そんな感じなのかな、と想像しますが、複数の人の分をまとめて洗濯機に入れてしまうと誰が誰のだった

のか、分からなくなってしまいます。と言っても1人1人ごとに洗濯機に入れて洗っていると洗濯機の台数も

時間も必要です。じゃあ自分で洗っているのか、、いやぁそれは考えにくいなぁ。体調管理に時間も労力も

使いたい選手たち、まさか自分で洗濯しに行っているとは考えにくいです。

うーん、パンツや靴下、Tシャツの洗濯はどうまわしているか、、謎だ。笑

なんかいろいろなことを想像してしまいます。

こんな時の裏方スタッフさんの仕事ってプロフェッショナルを発揮しないと前に進むことができません。

そういう仕事にシビれます!

私もそんな仕事の一員に加わってみたい。

日本国民が注目する日本代表選手をアメリカに送り届けて、ベストパフォーマンスを発揮してもらう。

そのための裏方仕事に徹する。

いいですね!

さて、明日22日(水)は日本対アメリカの決勝戦です。

試合そのものもとても楽しみなのですが、裏方さんの仕事が試合結果に応じて進んでいるいることを

想像するのも楽しみですね♫