皿の上のアートとして観る料理。

2023年7月24日(月)皆さん、こんばんは!

飲食店の料理で出来ることとは何か、、を考えた時に、いろいろな答えのイメージが湧いて

きますが、その中のひとつに

「盛り付けの出来栄え」

があると感じています。

家で作る料理、つまり自分の手で作る料理ではどうしても表現できないこと、食材の限界や

技術、そして盛り付けにもっとも重要な要素であるセンス(感性)。

それらが見事に表現されているのが飲食店の料理だと、私は定義しています。

名古屋にあるお気に入りの飲食店を久しぶりに訪ねると、さすがのお皿に出会うことができ

ました。

まずは「水蛸とアボカド、オクラ、そしてマンゴーのサラダ」。

身近な食材であるカイワレ大根を散らすことでとても動きのあるひと皿に仕上がっています。

次に「牛肉ミスジのグリル、ナスとトマトにバジルを添えて」

もう芸術品です。

このまま額に入れて飾りたい♫

牛肉を2つにカットして、それをずらして配置する。

さらになすの上にトマトを並べ、油の中にくぐらせたバジルを置く。

赤ワインを使ったソースが一番奥で牛肉と野菜のハーモニーをイメージさせる螺旋を

描いています。

このナスとトマトの盛り付けも見事です。

食べる前に見入ってしまう盛り付けのひと皿。

まさにアート、芸術です。

これぞプロの仕事であり、料理人のセンスを食べる側に伝えてきてくれる料理です。

素晴らしい作品でした!

いくつかインスピレーションを受け取ったので、自分なりの盛り付けで表現してみたいと

思います。

飲食店の醍醐味、ここにあり。