「高知の食卓」が大事にしていることとは、、

2020年4月20日(月)

こんばんは!

今日のお昼は「高知の食卓」ホームページが繋がりにくい状況になっていたようです。

昨日、日曜日は安定的な接続状況でしたので、そろそろアクセスしていただく方も

落ち着いてきたのかな、、と思っていましたが、今日は一転アクセスが多く、お店の

情報も昨日日曜日が1店舗に対しまして今日は11店舗もの皆さんが掲載してくださいました。

これで累計81店舗の皆さんに情報掲載頂いたことになりました。

「高知の食卓」を活用頂きまして本当にありがとうございます。

このページの特徴は「店舗の皆さんご自身が情報を掲載する」ことにあります。

ですので、ここに掲載されている情報は飲食店の皆さんの個性の集合体です。

「管理者が情報を掲載してくれたらいいんじゃないですか?」

こういう声があることも感じています。

でも、「高知の食卓」の主役は飲食店さん自身なのです。

ですので、ここにどういう情報を掲載するのか、、それもある意味店舗の皆さん

個性であり、それもお店のチカラなのです。

とりあえずの文章で書くのも個性、熱を持ってたくさんの情報をあげるのも個性、

それぞれの飲食店さんごとに個性があるのです。

実際のお店でもそうですよね、店構えやメニュー構成、接客含めたサービスの雰囲気

などなど、、

もちろん飲食店の皆さんの置かれた状況もありますので、私はこのページの開設者

としてどういう情報であろうとも趣旨に適っている情報であれば、全ての掲載情報を

リスペクト(尊敬)しています。

あとはこの情報を見て「お腹空いたなぁ、、」とこのページを検索する利用者である

高知県民の皆さんがお店を選び決めるだけです。

大事なことは、

「飲食店の皆さんそれぞれが我がごととして情報を掲載する」こと。

この外出自粛は長い期間になります。テーブルに座って誰でも気兼ねなく食事を楽しむ

ことができる。つまり以前の状況に戻るには1年からあるいはそれ以上かかります。

県民の皆さんが1週間21回の食事の中で1回でもテイクアウトを利用しよう、

という意識を持つこと。

私が力点を置いているのはそこです。

 

「飲食店の皆さんへ」

情報を掲載するサイトは用意しますが、最後の最後までは助けません。

自力で自分のお店を上げてください。上げるのは「情報を上げる」だけでなく、

お店のレベルも上げてください。

店内でしか提供していなかったメニューをテイクアウトに対応できるように

改良して、食品の安全衛生のために保健所など行政機関にも確認して、

それらの準備をスピード感を持って進める。そういう視点も交えてお店を

上げてください。

ですので、このページの基本路線は

「飲食店の皆さんが自ら書き込むスタイル」で設置しています。

ちなみに私の体感していることでひとつ情報提供します。

これまで夜の営業に特化して、主に飲酒を伴うお店で食事を提供されていたお店の方

にあるかもしれないことを書きます。

結論から書きますと「味の調整が必要」です。

と書いてしまいますと断言になってしまいますが、チェックはしてください。

家で食べることにマッチしているかどうか、、

つまり濃すぎないか?薄くないか?

利用者がどこでどんな風に食べるのか、、

を想像して、必要あれば利用されたお客様にヒアリングをして、店内で座って

食べる時の味付けと、テイクアウトの味付けを変える必要があるかもしれない

ことを自身で点検してみてください。

もちろん、あえて変えない、という選択もあります。

ただ「うちはこれしかない、これで長いことやってきた」と頑なになってしまう

のは危ないことかもしれません。ある種の料理に対する自信は目を曇らせてしまう

こともあります。

ですので、店内で食べるのとテイクアウトは違うものとして、自身の料理をちょっと

疑ってかかって見て考え直す必要があるかもしれません。

 

「高知県民の皆さんへ」

 飲食店さんのテイクアウトを意識的に利用してくださ〜い。

全ての食事を家庭内食にしてしまうのは、感染リスクを最小の最小限にする

意味では理にかなっているかもしれませんが、人の暮らしは健康と経済の

バランスで成り立っています。そのことは今回の「自粛」でよく分かったはずです。

バランスは50対50で初めて均等と言えます。

今は健康を重視するあまりバランスが崩れました。これを元に戻すのは容易ではあり

ません。無防備で出かけてください、というお願いではありません。一定の備えを

しながら、三密に気をつけながら飲食店さんのことを気にかけてください。

気にかけやすくするためにこの「高知の食卓」を開設しました。

市町村でも検索できます、料理のジャンルでも検索できます、掲載情報を一覧でばぁっと

見ることもできます。その上で

「いつどのお店をどんな形で利用するか」は、県民の皆さんの判断にお任せします。

さて、ここ数日はテレビや新聞の取材の依頼が相次いでいます。

注目頂けるのは本当に嬉しい限りです。

飲食業界ではない業界の方からも「仕事上、便利に利用しています」とお知らせ頂き

ました。

私も「高知の食卓」の設置者としてまだまだ広報にチカラを尽くします。

そういう意味で「自分自身を上げていきます!」

取材を通じて、ここまで書かせて頂いた本質的なことを県民の皆さんに発信していける

ことを期待しています!