飲食業界の最新状況レポート。

2021年6月29日(火)皆さん、こんばんは!

6月23日付けの日経MJ新聞に飲食業界の最新状況まとめ記事が掲載されていました。

新聞記事をそのまま掲載することはできませんので、大まかな見出しのみ抜粋します。

1、日経MJが実施した飲食業調査によると2020年の店舗売上高は前年マイナス16%。

2、キャッシュレス決済導入は9割。非接触決済を導入することでお客様にも従業員にも

  安全な環境を整える動き。

3、キッチンカーなど移動販売導入が進む。お客様やニーズのあるところに出店。

4、1店舗で複合業態を行う。例:居酒屋+焼き肉。

5、在宅勤務拡大で宅配ピザの業績が伸びる。

6、テイクアウト(持ち帰り)に9割の店舗が対応。

7、営業時間・営業内容(酒類)の制限で閉店が相次ぐ。

8、出店立地は繁華街から郊外へ。リモートワークにより中心街への出勤者が減り、

  住宅地に近い郊外の方が集客が見込めるため。

9、コロナ前(2019年まで)に業績が回復することはない、と答える企業は29%。

という見出しがありました。

詳しくは6月23日の日経MJをご覧ください。

新型コロナウィルス感染症による制約社会が長引くことが予想される中、これまでの

ように「団体のお客様が来店されて飲食するような状況に戻ることは当面無い」ことを

前提に企業やお店の生き残り策を講じる必要があります。

それは飲食業以外への業態転換を図るか、テイクアウトや移動販売などニーズに沿った

業態に切り替えるか、加工食品など製造業としての性格を併せ持つ飲食店に変換するか、

あらゆる可能性を視野に入れて検討し、実践する必要があります。

まだまだ苦しい時間が続きますが、「高知の食卓」は飲食店の皆さんを応援し続けます!