2020年4月13日、今日48歳になりました。

2020年4月13日(月)

皆さん、こんにちは!

「高知の食卓」開設者の東森 歩です。

宣言!今日からブログを始めます。

世の中が平常に戻り、飲食店さんが普段通りの営業を始めることができて

もうテイクアウトはしなくても大丈夫ですよ、という時まで、このブログ

を毎日更新したいと思います。

さて、「高知の食卓」ブログの記念するべき最初の記事は、、

「なぜこのホームページを開設しようと思ったのか」

そして「開設までの経緯」について紹介します。

 

私は日頃はスーパーマーケットや飲食店のコンサルタントをしています。

いわゆる「どんどん売って利益上げましょう」系コンサルではなく、企業価値

を高める取り組みを企業自らが行ない、その過程や結果を「ファンづくり」に

つなげるためのノウハウを教えたり、一緒に考えたりするサポートをしています。

仕事柄、食べ物(お酒含む)には強い関心がありまして、出張先では興味の湧く

レストランや居酒屋、地元で流行っているお店に入って食事をしながらお店の

雰囲気やメニュ構成、サービスの様子を観察。あら?と気づいたことを整理して

「自分ならこうやるのになぁ」なんて妄想したりして。

もちろん自宅のある高知県内でも同様にランチや夕食、飲み会などを介して

飲食店さんのメニューやサービスをじっと観察したりしてました。笑

そんな中、今回のこの自粛騒動が発生。

その影響をまともに受けている飲食店さんの状況を「この先どうなるのかな」と

3月頃から注視してました。

 

4月8日(水)の夜、

いつものようにSNSを眺めているとある方の書き込みにこんな言葉を発見したのです。

「高知のテイクアウト店リストが欲しい。

普段テイクアウトしていないお店のテイクアウト店リストが欲しい。

誰かつくってくれないかなぁ」

ぎゅーんと胸が締め付けられる思いがしました。

無いんだそういうの、、

いや、ありそうやけど。

そこで「高知 テイクアウト」で検索してみたら、平常時にテイクアウトをして

いる店舗情報がいくつかの有名評価サイトに出てくるだけで、この有事を受けて

高知の飲食店のためにまとめているサイトが検索では出てきませんでした。

 

よっし、やろう!

いや、自分がやらなくても、、誰かやるんじゃない?

んーどうしよ。

 

ひと晩考えました。

 

翌朝、目が覚めて最初にこのことが頭に浮かび、

「迷うぐらいならやったほうがいい。

失敗しても仕方がない。

もし途中で、実はまとめサイトあるよ、という情報があれば

作るのやめてもいいし。

ひとまず、日頃サポートしていただいているホームページ制作会社に

連絡して相談してみよう。」

と緩やかに決意。

早速、電話連絡をして自分のやりたいイメージを伝えて大まかな仕様を相談。

それが4月9日(木)の夕方近く。

私がトップ画面のデザインを作成して制作会社に送り、それを受けて制作会社

の担当の方がさらに煮詰める、、という段取りを電話で確認。

それから帰宅して夜の21時過ぎ、そろそろデザインを作ろうかな、、とパソコン

を開くと制作会社の担当の方からメールが届いていました。

メールを見て一瞬ココロが止まる、、

そのメールにはすでに非公開のテストページのリンクがあり

「スピード感が大事かと思いましたので、早速サンプルサイトを作ってみました」

と書いてあります。

 

あ!そうだ、スピードだ。

 

緊急事態宣言の言葉が東京で飛び交う中、地方の高知も1分1秒の間に飲食店さんの

お客さんは減っていっています。明日は金曜日、でもこのままだと客数も売上も

見込めない、、

スピード、スピード、、

自分スイッチ、バチコーン入りました!笑

そうだ、早くやらなきゃ!

メールにはテストページと見積書がついてます。

見積もり金額はちょっと腹を括る必要がありましたが、ここまできたらやるしかない。

ということで、そのままの流れで作業開始!

 

数時間後、10日(金)深夜0時51分頃にテストページに対する変更や追加点をとりまとめて

送信。さらに10日の昼頃から打ち合わせ再開。メールと電話でやりとりしながら、10日中

もしくは翌日11日に公開を目指して作り込みを行いました。

同時に私のSNSで自分の覚悟を決めるため、そしていち早く県民の皆さんにホームページ

開設の動きを知らせるため緊急事態宣言ならぬ「緊急宣言」を発信。

4月9日に第一報、10日に第二報、11日に第三報を発信しています。

(SNSにアップした画像が次の3枚です。)

 

4月11日(土)正午頃には仕様はほぼ完成。細かなところは公開後に修正していく

として、とにかく急ぎで公開しなきゃ!

ただし、公開の段階でいくつかメニュー情報が掲載されていたほうが後に続く

飲食店の皆さんも掲載し易いはず、と知り合いのお店の方に直接連絡をして

SNSで公開を発表する直前のページに情報の記載をお願いしました。

記念するべき第1号は「Baffone(バッフォーネ)」さん。

イタリアンバールで、春野町産のバジルを使ったジェノベーゼが有名なお店です。

そしてホームページ不具合の指摘第1号も同じく「Baffone(バッフォーネ)」さんから。笑

「写真がアップできんけど〜」でした。笑笑

原因は写真サイズの制限がページ側にあって、その制限を緩めることですぐに対処完了。

ということで4月11日(土)夕方5時13分にSNSにて

「高知の食卓〜飲食店のテイクアウト・デリバリー情報」ホームページを晴れて公開

することができました!

 

4月8日(水)にホームページ作成に至るきっかけがあり、

4月9日(木)に制作会社に相談、夜にはテストページのラフが姿を現し、

4月10日(金)にはさらに煮詰め作業を継続。

4月11日(土)正午頃、公開版が完成。最小限の情報を搭載して夕方全面公開。

 

という経緯できっかけから公開までわずか4日、作業は正味3日間で完成に至りました。

まさにスピード感です。

マッハで仕上げました!

制作会社の担当の方にも多大なる負担を掛けましたが、こまめに対応してくださった

おかげで「高知の食卓」の完成にたどり着くことができたのです。

ちなみに「高知の食卓」という名前は、

料理を作る人と食べる人が同じ食卓を囲むイメージ、

食卓は実際に食べる場所であり、それをつなぐこのホームページも食卓になる。

私はそのつなぎ役として「食卓」を提供する。

「高知」の飲食店と「高知」県民をつなぐ「食卓」だから

「高知の食卓」でいこう、と9日(木)にそのアイデアと名称を固めました。

そんな経緯を経て、「高知の食卓」は誕生し、スタートしました。

ここまで長文を書きながらも主役はあくまで飲食店さんであり、テイクアウトメニューが

中心的存在。さらにはそれを買って食べて幸せ気分に浸る県民の皆さんも主役

このホームページを介して一つでも多くの料理がそれを食べたい人の元に届くこと

を期待して、これからしばらくの間はコンサルタントと「高知の食卓」管理者という

2つの世界を行ったり来たりします。

このブログも毎日更新を心がけて書いていきますね。

食以外のことも含めて実は結構、色々なことしてますのでその紹介ができればいいなぁ、、

とぼんやりと考えています。

 

ちなみに今日は自分の誕生日。

48歳になりました。笑

48歳になるなんて子どもの時は全然想像できませんでした。

もうすでにおじさんの年齢ですよね。笑

でもその直前に「高知の食卓」をキックオフできて、とても良い48歳のスタートを切って

いるのでは、、と感じているところです。

皆さま、しばらくの間になりますがこの食卓を囲んで高知の食の魅力を存分に楽しみましょう