四国から意外な商品が誕生しました!

2021年9月28日(火)皆さん、こんばんは!

今日は四国内に住んでいる人なら「おっ!」と思わず目が止まる商品を発見しました

ので紹介します。

まず前提なんですが、四国はその名のとおり4つの県で構成されています。

私が住んでいる高知県、隣の徳島県、同じく愛媛県、そして高知県とは県境を接して

いませんが香川県、という4つの県ですね。

この4つの県なんですが、公共交通はもちろん観光客など行き来はあります。

が、が!

県単位の交流はほぼありません。

個人単位ではもちろん知り合い、友人、親戚がいるから行き来している、進学先が

この4つの県のいずれかなので行き来する、県境付近の町なので経済圏が同一の

ため行き来している、、などなど小さな範囲での行き来はあります。

が、「四国だからみんな一つになって同じことを取り組もう!」なんてことは

ほぼ無い、ですね。

強いて挙げれば「四国八十八ヵ所お遍路さん」でしょうか。

それもお遍路さんをする人は廻ってますが、それがあるから県同士の連帯感

を感じるか、、というとそうでもありません。

そんな意外にも四国はひとつではない、その四国で「お四国鍋つゆ」という

ユニークな商品が今月登場しました。

この商品、どういう経緯で誕生することになったのか、、不明ですが、

9月に入り突然発売されました。

コピーを読むとこう書いてあります。

「四国は山にも海にも美味しい食材がいっぱいです。

 四国FM4局とヤマキ(株)が手を取り合い意見を出し合って地元の自慢の

 食材を使って四国の鍋のための「鍋つゆ」を2種類作りました。

 ぜひ色々な鍋に四国の味をお楽しみください。」

そしてフレーバーは2種類発売されました。

徳島県の阿波尾鶏と香川県の醤油を使った「阿波尾鶏と醤油風味」

愛媛県の真鯛と高知の柚子を使った「真鯛と柚子風味」です。

こんな組み合わせ、こんな着眼点の商品はこれまで見たことがありません。

よく誕生したなぁ、、と感心しています。

とても面白いです。

この発想で四国内のコラボレーション商品を生み出すことができれば、四国と

それぞれの県の存在感をPRすることにもつながりますし、県民同士がお互いを

意識できる機会にもなります。

「鍋つゆ」に限らず、他の商品・製品でも出来るような気がします。

私も商品開発の現場に携わることがありますので、県内産のみならず四国内産

を活用する方法も今後取り入れてみたいと思います。

そういう意味で良い刺激をもらった「お四国鍋つゆ」です。

それにしてもなぜ「お四国」なのでしょうか?笑

四国に「お」がつく不思議がまた面白いですね。