2021年10月18日(月)皆さん、こんばんは!
今日の日経MJ新聞に飲食店選びに関する意識調査の結果が掲載されてました。
コロナの影響によって、コロナ前(2019年)とコロナ後(2020年から2021年にかけて)で
利用者の心理が変化したことについて明らかにされています。
その記事のダイジェストを紹介します。詳しくは日経MJ本紙10月18日号にて確認してください。
まず、「飲食店を選ぶ際に重視すること」として次の項目が上位に挙がっています。
1位、料理がおいしい。
2位、コスパが良い
3位、清潔感がある(以前は4位)
4位、コロナ対策(以前は無し)
以前は「接客態度が良い」が3位でしたが、5位以下に下がったようです。
また利用者が安心して来店できるための取り組みの最上位は
「店内の換気を行なっている」
になっています。
また、飲食店の1ヶ月あたりの利用頻度、夕食での利用頻度も軒並み減少。
夕食時に外食しないのは世代が上がるにつれ増える傾向にあります。
夕食を誰と食べるのか?
も「友人」「会社の同僚・仕事関係の人」も減少。
増えたのは「ひとりで食事」でした。
店内で食事する人の割合も下落。
代わりにテイクアウトの利用比率も増加、でも1ヶ月に1回の利用が最も多いようです。
宅配・デリバリーについては「ほとんど利用しない」が7割を超えています。
宅配の利用者が再び利用するか、、については世代が低いほど関心が高い傾向が
あるようです。
その他、非接触サービスとして「キャッシュレス決済」「タッチパネルオーダー」
「セルフレジ」にも強い関心・ニーズがあるデータが出ています。
調査結果の出典元:日経リサーチ https://www.nikkei-r.co.jp/news/media/id=8150
こうした調査結果を俯瞰してみて、消費者像を想像すると、
1、出来るだけ外食はしないようにしている。その理由は2つ。「感染予防」と「節約」。
2、外食する際には「ひとり」で食事。つまりランチで外食している可能性が高い。
3、テイクアウトの利用については関心・ニーズが引き続き高い。
ただしその利用頻度は少ない。
4、宅配・デリバリーは敬遠される傾向にある。理由は「配送途中の衛生面の心配」
「すぐ食べたいニーズに応えきれない」「食べたいメニューがない」を予想しました。
総じて「外食する意欲はあるが、いざ行動となると腰が上がりにくい」
「以前は気軽に誘っていた友人との外食も気を遣って誘いにくい」
という意識や傾向があるのではないでしょうか。
と言うことで、近日中に高知市内の飲食店の状況を現場調査しに行きたいと考えています。
いくつかのお店の店主さんにも生の声を聞いてみたいと思います。
何か収穫や気づきがありましたらこのブログで話題にしますね。