2020年5月12日(火)皆さん、こんばんは!
緊急事態宣言下での社会状況がまた変化しつつあります。
今月末を待たずしてこの宣言が解除される可能性が出てきました。
これは感染症を抑えたわけではなく、一時的に数字に現れなくなったことで
一旦制限を緩めるという判断です。
そこで浮かび上がっているのが「新しい生活様式」という言葉です。
厚生労働省が提案する感染症の拡大を抑えたり、感染症と付き合い
ながら生活をするスタイル、それが「新しい生活様式」です。
「個人が行うこと」「公共の場で行うこと」「仕事の中で行うこと」
こういった視点を通じて、感染症の拡大防止のための行動を提案しています。
提案の中にある項目で飲食店の皆さんに関係することとしては次の事柄が
挙げられています。
1、人と人の距離は2m以上空ける。
2、会話をするときは真正面を避ける。
3、屋内にいるときはマスクを着用する。
4、3密(密集・密室・密閉)を避ける。
5、持ち帰りやデリバリーを利用する。
6、室内よりも屋外空間で食事をする。
7、料理は大皿は避けて、個々に取り分ける。
8、座るときは対面を避けて、横並びで。
9、食べるときは料理に集中して、会話は控えめに。
10、お酌、献杯・返杯を避ける。
いかがでしょうか。
こうなると飲食店の店内営業はなかなか難しい様子が浮かびます。
様々な工夫を凝らす必要がありますが、真面目に?実践するとどれも売上が
下がる要因になってしまいます。
緊急事態宣言が解除されても、根本的な対策(原因)が排除されない限りこのスタイルは
当面の間続くことになります。
(根本的な対策(原因)=①ワクチンや抗ウィルス薬が開発され、手軽に接種・服用できる
こと。②恒久的な抗体をほとんどの国民が保有すること。③コロナウィルスが消滅すること。
のいずれかと④前記の「①から③」のいずれかを地球規模で達成すること。)
そこで、飲食店のこれからの戦略として3つのパターンが浮かびます。
1、店内飲食100%=全体売上100%
2、店内飲食+テイクアウト(割合は様々)=全体売上100%
3、テイクアウト100%=全体売上100%
(※テイクアウトにデリバリーも含みます。)
さて、どの道を選ぶのか、、
選ぶのはお店のオーナーさん自身の判断と決断です。
その決断の答えが「新飲食店経営方式」となります。
どれが正解、どれが間違っている、、はありません。
お店によってやり方が違う、だけです。
立地条件やメニュー構成、お客様層によっても選択は変わってきます。
色々な条件を加味して、判断と決断を行なうわけです。
ただし、以前のような店舗運営は当分の間行うことはできません。
前記の10の「新しい生活様式」の要素を組み込んで、お店を運営する必要が
あるからです。
これはなかなか難しいハードルです。
さて、そこで私から4番目の提案があります。
それは
4、店内飲食+テイクアウト+◯◯◯◯◯◯=全体売上100%
(※各要素の割合は様々。)
です。
◯に入る言葉、
それは「加工食品開発」です。
ここがこれから先の社会では伸びしろになるのは間違いありません。
「加工食品開発」に踏み込むかどうか、、も飲食店のオーナーさんの
判断と決断です。
踏み込むから正解、ではありません。
でも踏み込むともちろん「発展の可能性が広がります」
では、どういうことをすると発展の可能性が広がるのか、、
についてはまた改めて解説します
「強い者、賢い者が生き残るのではない。 変化できる者が生き残るのだ。」