「買い物はレジャーである」

2020年7月7日(火)皆さん、おはようございます!

昨日から静岡県掛川市に来ています。

こちらの地元スーパーマーケット三善(サンゼン)様の地域密着活動のアドバイザー

としての業務のための出張です。

昨日は途中の経由地であるJR名古屋駅周辺で、主に百貨店の皆さんに営業状況について

話しを聞きました。

「客数は6割まで回復、売上は8割まで回復」という状況の様です。

今、百貨店に来ている主な客層は「常連」の皆さん。

3月以降、営業休止を挟んで「買い物に行くことを我慢していた人たち」の様です。

オンラインショッピングでは満足できない、

やっぱりお店の中を歩いて廻って、現物の商品を見ながら、店員さんとの会話も楽しんで、

そして自分の気に入ったものを買う、、

そういうことをしたい!という方が来店しているそうです。

ですので、客単価が高く、客数の戻り以上に売上が高く推移している、ということの様です。

私も名鉄百貨店で折り畳み傘を買いながら、丁寧に説明してくださる店員さんからこういう

言葉を聞きました。

「買い物はレジャーですから。お客様はレジャーとして楽しみにして来店されています。」

なるほど!「買い物はレジャー」なんだ。

オンラインショッピングでは多くの場合「検索」から行動が始まりますので、目的のものを

探して値段を調べ、最終的に買うか買わないか、を判断する。

ところがお店にやってくると、目的外のものも目に入り、色や形が気に入ったら買ってしまう

場合もあり得ます。来店時には買うつもりが全くなかったものでも、潜在的な欲求に出会わせて

くれるのが現実のお店、リアル店舗の特徴であり魅力でもあるわけです。

「買い物はレジャー」

新しい感覚、新しい自分に出会わせてくれるレジャー。

もしかしたら「飲食」も同じことなのかもしれませんね。

「高知の食卓」はオンライン上の存在ですが、このサイトの中をぶらぶらと回遊して頂き、

自分の感覚にヒットするお店と出会えることを私も期待して運営をしています。