2020年11月8日(日)皆さん、こんばんは!
さて、昨日のブログでクイズを出題していました。
問題はこちら!
このコーヒーカップの蓋はどこのお店のもので、いったいどんな工夫があるのでしょうか?
というクイズでした。
では、答えを、、
1、お店の名前はコンビニエンスストアのローソンです。
2、工夫点は、この蓋の穴の数と位置に注目してください。
手前の大きめの穴は飲み口です。その上にもう一つ穴が開いています。
これは「香り穴」といって、中のコーヒーの香りを鼻に直接嗅がせるための穴でした。
という工夫がされていたこと、皆さんご存知でしたか?
私は最近知りました。笑
去年の秋頃からこの仕様になっていたようですね。
コーヒーの香りはその印象を決定づける重要な要素です。
その香りをこうやって直接嗅ぐことができる工夫がされた蓋を開発したこと、素晴らしく
お見事です。
他社も同じような蓋を開発したいようですが、この蓋には特許が出願されていて他社が
同様のものを作ることが難しくなっています。
特許や商標など自社独自のアイデアを権利として確立しておくことはとても重要です。
私も高校生と商品開発に取り組む中で商品名を考えるタイミングの際には、必ず先行する
商標が取得されていないか特許庁の検索サイトでチェックするように生徒の皆さんにアドバイス
をしています。
「特許情報プラットフォームJ-PlatPat」では特許・実用新案、意匠、商標の先行出願を検索
することができます。
「特許情報プラットフォームJ-PlatPat」https://www.j-platpat.inpit.go.jp
すでに世の中にある権利に抵触してトラブルとならないよう、先にチェックしておくことは
とても重要です。
ということでローソンのコーヒーカップの蓋の話題から「特許」まで話しが飛びましたが、
商品開発の肝のひとつですので、飲食店の皆さんもぜひ参考にしてみて下さい。
次にローソンのホットコーヒー飲むときに蓋をしげしげと見てしまいそうですね。笑