誰も外食に行ってはいけない、とは言っていない。

2020年12月16日(水)皆さん、こんばんは!

今夜から年末30日まで高知県内全ての飲食店の営業時間は知事からの要請

にもとづいて午後8時00分までの短縮になっているようです。

ようです、、というのは全てではないかもしれないからです。

実際、スターバックスやマクドナルドは夜8時以降はテイクアウト 営業のみ

に切り替えて営業を行なっています。

夜に入って高知インター近くのモスバーガーのドライブスルーは長蛇の車列

でしたね。

県民の思考は「外食に行ってはいけない」「どうしても飲食店のものを食べ

たい場合はテイクアウト で」となっているようです。

でも面白いのは、知事も「外食に行くな」とは言ってないんですよね。

「営業時間短縮を要請する」で実際にお店の営業時間は短くなり、人も出かけ

なくなる。

でも会食は昼間も行われているし、忘年会も昼間にやろうと思えばできるのです。

問題の本質は、

「昼とか夜とかの時間帯の問題ではなく、2人以上の複数人数での会食や会議が

危ないから、それはするな」

という明確なメッセージを出さないといけないところが、なぜか「夜・4人以上・

夜8時まで」という単語だけが並ぶ

自粛要請になってしまっているのです。

うーん、なんと皆さん素直で、行間を読む行動を取っているのでしょうか。

なんか体中のチカラが抜けてしまいますね。笑

念のために私の考えを紹介しますと「営業自粛する必要はない」「政府や首長から

の自粛要請は間違っている」です。

全ての原資は医療機関に向かうべきで、休業補償のお金も医療体制維持・拡大の

ために使われるべきです。一般市民は「高齢者・基礎疾患保有者・健康不調者」

以外はマスク着用の上、普段どおりの生活で全然構わないと考えています。

さて、総理大臣が自民党の幹事長、ソフトバンクホークスの会長、時代劇俳優など

を集めて7〜8人で会食(忘年会)をおとといの夜に行なってみたいです。

全員、高齢者!笑

これに関連しては、経済再生担当大臣も今日の記者会見で「一律5人以上で

会食することがダメだ、とは言っていない。感染症対策に気をつけながら

状況に応じて(国民自身が)判断して欲しい。」と擁護する発言。

これは政府が感染急増に対する防護策として「会食は4人以下で、、」と

呼びかけていることに関連する発言で、その主旨とすることとは矛盾して

います。

ほんと面白いですよね。笑

よくよく注意して要請を読むと実は

「誰も外食してはダメです、と言っていない」のです。

実は感染に注意していれば、営業もできるし、会食もできるのです。

でも実際は「できない・ダメだ」になってしまっている。

「見えない圧」が掛かっているんですね。

私の勝手な予想ですが、高知県内の陽性者数は増えることはあっても減ること

はありません。50人前後になるのも時間の問題です。その上で12月30日までの

営業時間短縮は延長されます。その延長は繰り返され、おそらくは3月末までは

続くものと思われます。

新型コロナウィルスの感染と気温か関連性がありますね。

インフルエンザも同じく冬場に感染が広がります。

新型コロナウィルスも同様です。特に本格的な寒さとなる今時期は身体が気温

の低下についていかず、風邪もインフルもコロナも罹患しやすいのです。

夏場の初期に熱中症が増えるのと同じ理屈です。

さて、今回ばかりは飲食店の皆さんも「30万円の休業補償で3月末まで時短営業

で頑張れるか」あるいは「お店を整理するか」の2択を迫られます。

この状況は来春まで3ヶ月近く続くからです。

「テイクアウトへの態勢変更」「加工食品など販売できる商品の開発」にモード

を切り替えていかないと、政府や首長からの一方的な要請で潰されてしまいます。

さぁ高知県内の飲食店の皆さん。どうしますか?