深刻な社会状況になってきました。

2021年1月29日(金)皆さん、こんばんは!

1月もあと1日になりました。

2021年のスタート月はどんな1ヶ月でしたか?

月初の高知県は昨年12月16日から続く飲食店の営業時間短縮が1月11日(月)まで続きました。

そして入れ替わるように首都圏などに「緊急事態宣言」が出されたことで、高知県内は引き続き

飲食店に対して向かい風が吹くように。

今回は昨年までと異なるのはテイクアウトさえも苦戦気味、ということです。

これはどういうことか?と言いますと、

1、首都圏などに出されている緊急事態宣言により外出意欲がそがれていること。

2、経済の規模縮小が本格的に始まっている。

この2つの要因により、苦戦気味なのです。

この2つともかなり深刻な要因で、今回の緊急事態宣言は冬場であることもあって、新型コロナウィルス

に対する恐怖心やそれによる意欲の低下がガッツリと食い込んでしまっているように私は感じて

います。

もうひとつの経済規模縮小は、いよいよここにきてようやくこの騒動が長期に及ぶことを

国民が身を以て認識し始めていて、いわゆる家計の緊縮が始まった、ということです。

昨年の4月や5月の緊急事態宣言は今から振り返るとややイベントチックな社会の空気を醸し出して

ました。ですので、少し浮かれた気分にもなって飲食店のテイクアウトを利用する人が多かったの

ですが、今はそんな気分どころではなく、この先の家計を心配して節約に走り始める家庭や個人が

増えてきているのが傾向です。

それでも人は1日3回の食事を取ることを止めていませんので、スーパーマーケットなど食品小売店

の客数が増えるわけです。ただし経済・家計の縮小が始まっていますので、購買商品の点単価下落

や客単価の下降が傾向として現れ始めます。

このブログでも何度も書いていることですが、いったいいつまでこんな騒動を続けるつもりなんで

しょうか?

シンプルに考えて、病院の診療体制を整理すれば、ここまで経済にブレーキをかける必要はないはず

です。診療体制の整理とは、、誰でもどんな症状でも初診してもらえるとは限らない、という体制に

する、ということです。

1、新型コロナウィルス感染症で受け入れる枠、

2、その他の緊急診療で受け入れる枠、

3、一般診療で受け入れる枠

この3つの枠を設定して、さらに病院ごとの役割を明確にすることで、1と2は規模の大きな総合病院

や専門性のある病院で診療、個人の開業病院で3を主に診療する。さらに飛び込み診療は基本無しと

して、「診療受付センター」を窓口としてまずはそこに症状を伝えて、今すぐに診療が可能かどうか、

そしてどこの医療機関で診療を受け付けるのか、、などの采配を確認してから、診療にかかるように

する。

こうすることで整理された診療体制が確立されて、飲食店や観光業を始めとする経済ブレーキをこれほど

かける必要は無くなります。

同時に国民にセルフメディケーション(自己の健康管理)の実践を推奨し、医療機関にかかりにくい

カラダとココロづくりを行なって、医療機関への負担を軽減するようにします。

私はこのように考えていますので、政府や各都道府県の首長が発信する「宣言」や「要請」はそもそも

間違っている、と判断しています。

本来やるべきはここまで私が記載したことであって、国民の行動を止めるようなものではない、と考えて

います。

なお、まもなく接種が始まるワクチンはコロナウィルスを終息させるものではありません。

ワクチンを摂取しても感染はしますし、変異種が登場するたびにワクチンが対応できず、堂々巡りを

することになります。それでも徐々に収束する方向にはなるかもしれませんが、果たしてどれだけ時間

が掛かることでしょうか。

今からさらに2年か、あるいは3年か、、

その間に持ちこたえることができる飲食店や観光業はほとんど無いかもしれません。

そんな展望を持って、今からでも対応策を講じていかなければなりません。