2021年2月27日(土)皆さん、こんばんは!
今日の話題は「チャリティ文旦」について紹介します。
この「チャリティ文旦」企画に取り組んでいるのは土佐市のスーパーマーケット・
サンプラザです。
今回、地元土佐市で地域おこし協力隊として活動している水谷さんから相談がありました。
「新型コロナウィルスの影響でアルバイトが減ってしまい、経済的に困っている大学生
が高知県内に多数いるため、その支援のために文旦を活用して欲しい」
という依頼でした。
文旦を活用するというのは、イベント用に栽培した文旦が余ってしまい、食品ロスになって
しまうことを避けるため、その活用方法としてサンプラザで販売した売上を大学生の
支援に寄付する、という仕組みです。
とてもユニークな着眼点と企画に仕上がりました。
サンプラザは地域密着をキーワードにして、これまで地域とスーパーをつなぐ様々な
企画を実践してきました。
子ども向けの「おしごと体験」、認知症カフェの性格を合わせもった「お気軽カフェ」、
高校生と取り組む「商品開発」、地元の陶芸家の方を迎えての「陶芸教室」、
NPOを支援するための「寄付つき商品販売キャンペーン」などです。
昨年から私が感じているのは、こういった取り組みを継続的に行なってきたことで
「地域から今回のような課題の相談が入ってくるようになった」ということに印象
を持っています。
サンプラザに相談したらなんとかなるのではないか?
地域社会の課題に直面したときに、サンプラザに相談してみよう!
というイメージや感情が地域の皆さんの中に根付き始めていることを感じています。
これこそが私が期待して、狙っていた到達地点です。
今回の「チャリティ文旦」の企画も地域おこし協力隊の方から相談が入ったことが
最初のきっかけでした。
「地域密着のスタート地点が、地域から持ち込まれる」
これが何より嬉しいことです。
今年のサンプラザもさらにユニークな企画を準備していますので、ぜひ期待と注目を
してください。
そして「チャリティ文旦」をぜひお買い求めください。