2021年8月12日（木）皆さん、こんばんは！
今週に入って8月9日から今日までちょっと気持ちがざわざわしてました。
これは毎年のことです。
それは何か？と言いますと「よさこい祭り」です。
8月9日は前夜祭、続く10日と11日は本番2日間、そして今日12日は全国大会と
後夜祭なのです。
実は2008年から2012年までの5年間、「サニーグループよさこい踊り子隊」の
チームの代表を担当させていただいていました。
高知を代表する夏の一大イベントである「よさこい祭り」に出場する企業チーム
の代表として、ほぼ1年中よさこいの企画・準備・本番に明け暮れていました。
Facebookで「過去のこの日」という機能から2012年8月12日にアップした書き込み
が出てきまして、懐かしさと「そうか今日は後夜祭だ」という感慨に耽っていました。
よさこいでは150人の踊り子の皆さんの取りまとめ、楽曲の作曲から衣装デザイン、
地方車のデザインまで全ての工程に関わることができ、人生の中での経験としても
何物にも変え難い貴重な時間を過ごすことができました。
本番2日間を踊って、その2日目11日の夜19時頃からソワソワ、、
よさこい祭り主催者から「入賞の知らせ」がチーム代表者の携帯電話にかかってくる
わけです。
携帯を見ながらチームの演舞を進める、、
踊り子さんたちはチーム代表者である僕の表情を見てくる。
もう連絡があったがやないが？みたいな感じで。
僕は連絡が来るまでは平静を装って、目の前の演舞に集中する。
その時、携帯に着信が！
「サニーグループよさこい踊り子隊さんですか？
おめでとうございます！地区競演場連合会奨励賞を受賞されています。」
おー！キターーーー！ヤッターーーー！
ここでぐぅーっと涙が込み上げてくるわけです。
涙声で「は、はい。ありがとうございます！」と答えてすぐパッと顔を上げて、涙を
見せないようにして、踊り子さんたちにこの嬉しい知らせを発表するタイミングを
うかがうわけです。
それは競演場での演舞の途中、曲と曲の合間にMCを挟むタイミング、お客さんの目の前
で突然発表するわけです。
「受賞おめでとーーーーー！！」
その後の様子は想像にお任せします。
そしてチームは祭り4日目の全国大会と後夜祭に出場するわけですね。
今でも当時の踊り子さんと街でばったり会ったりするのが楽しみだったりします。
もし興味のある方がいらっしゃいましたらYouTubeで検索してみてください。
「サニーグループよさこい踊り子隊2011」や「サニーグループよさこい踊り子隊2012」
で登場してくる動画に私の姿や声が記録されています。
時々それらの動画を見るとちょっと恥ずかしい気持ちになります。笑
＜若いからできたこと、でもそれが今の自分を作る土台の一部になっている＞
そんな気分です。
今から10年ほど前の経験、それが私の支えにも自信にも繋がっています。
よさこい祭りのない夏ですが、心の中では鳴子の音が鳴っています。
