デジタル改革関連法ってなに?

2021年9月7日(火)皆さん、こんばんは!

今夜はちょっとお堅い、でも生活に密着したとても大切なテーマについて紹介します。

それはズバリ「個人情報とその取り扱い」です。

すべての日本国民に番号を振って管理しやすくするマイナンバーとそのカード、

個人が持つ預金口座とマイナンバーを紐付けて個人の収支を行政機関が確認できる

ようにする議論、

その他納税の記録や保険証を使用する記録、など行政と個人が接点を持つ場面での

個人にまつわる情報を今後どう取り扱っていくのか、、を管轄する法律が今年

成立しました。

「デジタル改革関連法」というものです。

関連法、、ですからいくつかあるわけですが、全部で6つの法律が新たに制定されました。

1、デジタル社会形成基本法

2、デジタル庁設置法

3、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律

4、公的給付の支給等の迅速かつ確実な実施のための預貯金口座の登録等に関する法律

5、預貯金者の意思に基づく個人番号の利用による預貯金口座の管理等に関する法律

6、地方公共団体情報システムの標準化に関する法律

これらが関連法の指す言葉に含まれる法律たちです。

この法律が今年の5月に公布され、施行は早いもので2021年9月1日から、遅いもので公布

から3年以内、とされています。

総理官邸のホームページに情報が掲載されています。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/dejigaba/dai14/siryou1.pdf

簡単にいうと「個人情報を行政がもっと扱いやすいようにしますよ」ということです。

これは「国民の皆さんにとってとても便利になりますよ」という理屈でこの法律が誕生して

います。

で、それは本当か?笑

という素朴な疑問が湧くわけです。

個人情報保護法が施行されて久しいわけですが、個人情報保護のいちばんの対策は何か

みなさん知ってますか?

私は知ってます。デジタルは疎い方ですが、これは分かります。

答え:「個人情報を持たないこと」

です。笑

当たり前やん!ってツッコミが聞こえてきました。

いやいや、持たないのが一番安全なんですよ。

でも、国は個人情報を集めて持とうとしているんですよ。

新たに「国民通し番号」まで作ってね。

私がハッカーなら間違いなく行政が管理するサーバーや個人情報にアクセスできる担当者

を狙います。膨大なデータを保有する行政のサーバーやそれにアクセスできるパソコンや

担当者は肉食動物の中に入ったシマウマでしょう。ライオンだってシマウマを狙います。笑

しかも行政は「これからもっと個人情報を持って、それを行政が使いま〜す」って宣言しちゃ

ってるわけですので、賢いのか賢くないのか、、?

IQ高い大学卒の人たちが考えることはよく分かりません。

ということで、そのよく分からないことをするための法律の全貌と、そこに込められた行政

の意思やこれから起こることについて解説するセミナーを開催します。

今週9月11日(土)午後1時30分から午後3時30分までで、オンライン形式で行います。

参加費は無料で、高知県内外からどなたでも参加できます。

ただし事前申し込みが必要ですので、以下のリンクから申し込み方法を確認して手続きを

行ってください。

https://kochi-jichiken.jp/「デジタル改革関連法」で個人情報はどうなる?/?fbclid=IwAR3q81iDngTVY38opPZZzkJI20zn3hpwH6tIVbtXrzGzTvAg0od2d-UgIUk