新幹線ホームの本売り場から。

2021年9月15日(水)皆さん、こんばんは!

突然ですが、私は本屋さんが好きです。

特にビジネス書のコーナーが。

中でもお気に入りの本売り場はJR名古屋駅新幹線ホームの上り線10号車付近

にある売店です。

小さな売り場なんですが、行き交うビジネスマンのハートや時流を捉えるテーマ

を押さえた書籍が並んでいます。

このホームに上がるたびに必ず立ち寄って本のタイトルをチェックするのが習慣

になっています。

今回、そこで目に止まった本がこちら「地政学」です。

最初見た時に日本国内の地名に由来する地元学かな、と思ったのですが。

帯を見ると中国やイギリスの文字が。

今、私がいちばん気になっていることはアフガニスタン国内で起きていることと

それを起因とした国際社会の行方、なんです。

それはコロナウィルスによる社会の混乱どころの騒ぎではなく、国と国のパワー

バランスや、宗教や文化間の相違から生まれる「考え方の戦い」ではないか、と

捉えています。

アメリカがアフガニスタンに侵攻してタリバンを掃討しようとしたこと、これは

「考え方・思想に軍事力が対抗しようとした事例」と思います。

とすれば、勝者がそこに生まれるはずはなく、人の考え方なんてそう簡単に変わったり、

服従するわけもありません。

その地域の人にはそこの考え方があるわけで、そこに他地域の考え方や価値観を適用

しようとしても、それこそが侵略になるわけです。

何が正しいのか?

正しいとは何か?

正義とは、、

なんて考えるわけですが、それは常にヒーローが正しくて、ヒーローが正義であるわけ

でもなく、「お金がなくて盗みに入る泥棒にも、盗まないと生きていくことはできない、

という泥棒なりの正義がそこにある」わけです。

正しい、かどうかはその時の立場と気持ち・考え方次第です。

チカラの強い国が正しいわけでもなく、だからと言って小さな国が悪なわけでもない。

もちろん女性や子どもに対する暴力は許すことはできません。

だから、アフガニスタンの中にも「正義と非正義」が混沌としているわけです。

それはアメリカ国内も同様です。

こんなことを考え始めると哲学的になりますね。笑

そしてアフガニスタンのことを語り過ぎると、次にアメリカに入国するときに身体検査

が厳しくなっても困りますので、この辺りにしておきます。

世界の情勢を考えることがとても大事なことだと思います。

ついつい自分の生活圏内だけで物事を判断してしまいがちですが、視野は広く持って

いたいですね。