タルタルソースを切り口とした新店舗を体験してきました。

2022年6月9日(木)皆さん、こんばんは!

今日の話題は・・東京渋谷に新しくできた飲食店の話題です。

お店は「タルタルNUMA」というお店、そこに行ってきました。

タルタルソースと揚げ物の組み合わせをテーマとしたお店。

有名なとんかつ店が監修したお店ということで、オープン日は2022年4月15日だそうです。

ちなみにお店はビルの2階にありました。

では、そのタルタルソースはどんなものなのか、、興味が湧きます。

まずはお店の特徴やコンセプトを説明する「テーマブック」が各座席に置いてあります。

お店の特徴やメニューのこだわりをこうして説明することが重要ですね。

「言葉にして語り、文字にして見せる。」

この一歩の踏み込みが食べる側の共感を生み出します。

さて、肝心の注文はタブレットです。

簡単に言うと「揚げ物定食」ですが、さすが価格は渋谷プライス。

1,800円から2,900円の価格帯でラインナップされています。

冷静に考えるとお高めの値段ですが、新しいスタイルのお店ということで価格の先駆者

としての強気の設定が可能であること、場所的に固定費を吸収するためには一般的な揚げ物

定食の倍額から3倍程度の設定にする必要があります。

もう一つ、首都圏の飲食店の特徴は「新規客で店はまわる」ということもあります。

1,800円から2,900円の定食は毎日リピートすることはできません。

新規客が毎日来ることで売上を獲得することができる、という人口密集地ならではの考え方

も根底に流れています。地方ではこうはいきませんので、新規客を見込む以上にリピーターの

獲得に多くのチカラを注ぐことになります。

さて、注文したのは「海老フライ・アジフライ・銘柄豚のフィレカツ・いくら」をセット

した定食です。

揚げ物が届く前はこんな感じの配置です。

左端に注目のタルタルソースが、、

このタルタルソースは卵を使っていないヴィーガン仕様のものです。

でもちょっと謎なのが、タルタルはヴィーガンなのに肉が出てくる、というメニュー。

うーん、どうしてこんな組み合わせなんだろう?って考えさせられますね。

調味料やドレッシングもスタンバイしています。

オリジナルソースとドレッシング、そしてNUMA酢と書かれた甘酢、胡麻油、岩塩たち。

揚げ物は一品ずつ出てきます。

まずは海老フライから。

タルタルソースにどっぷりと・・

タルタルソースをつけたらいくらを乗せます。

これは美味しいのは間違いありません!

次にアジフライ。

結構大きなフライです。

これにもタルタルソースといくらを乗せて豪快にいただきます。

仕上げは豚のフィレ肉です。

低温調理で仕上げているので、中心部がほんのりピンク色。

食感は柔らかいです。

これも同じパターンで。笑

ということで、全て美味しくいただきました。

会計は入口のところでセルフで精算するスタイルです。

渋谷での新店舗ということで一度は試しておく価値のあるお店でした。

が、ツッコミどころも満載なお店でしたね。

疑問がつくところがかなりたくさんありました。

店内の雰囲気、店員さんの挙動、店内BGMなど環境面でのもうちょっと改善が

必要、というところから、メニューでも肝心なタルタルソースの味がもう一歩

でした。期待値が高かっただけに、インパクトに欠ける味だと感じました。

それから揚げ物を提供する、という基本部分で、揚げ物を置く皿の部分が油で

汚れていく、、これが致命傷です。黒を選んでいるが故に油がテカテカ光って

見える、、それがまた残念。

タルタルソースがヴィーガンである必要があるのか、、ここもハテナです。

というお店ではありましたが、タルタルソースNUMAに行って良かったです。

渋谷というトレンドの先進地にある新店舗で、話題と注目を集める新進気鋭の

職人の皆さんがプロデュースしてもやっぱりそれは必ずしも良いものではない、

ということを見せてくれました。

直接体感してみたい方はぜひお店に足を運んでみてください。

私も良い勉強になりました。

タルタルソースNUMA、ここからどう改善してくるのか、それに注目です。

「飲食店、開店したその日から改善が始まる」