2022年8月18日(木)皆さん、こんにちは!
日本酒をつくる時に欠かすことができない酵母。
酒米の糖をアルコールに変えること、香りや酸に影響を与えるのが酵母です。
その酵母が醸す香りについては「リンゴ」のような香りを感じる方向と、「バナナ」のような
甘い感じの香りの方向の2種類があります。
これまでの土佐の日本酒は「リンゴ」のような香りの方向のお酒がトレンドでしたが、
ここにきて「バナナ」のような香りを感じる土佐酒が人気を集めています。
土佐市の酒造会社がつくる亀泉CEL-24はそのバナナ方向の酵母を使ったお酒で、今
注目を集めています。
そんな中、新しいスタイルの飲み物に出会いました!
それは「セルボール」です。
亀泉CEL-24を炭酸ソーダで割ったカクテルです。
これは注目!
ということで、早速注文してみました。
目の前に運ばれてきた「セルボール」はワイングラスに注がれています。
香りは優しい甘さを感じます。飲んでみると、ほんのりとした炭酸感が
あり、とても飲みやすい口あたりです。
これは食前酒でも。食中酒としても楽しめる味わいです。
土佐酒を炭酸ソーダで割るなんて、これまで考えたこともありませんでした。
発泡性のある土佐酒はありましたが、セルとソーダの組み合わせは新しいですね〜。
ということで、このメニューを提供しているお店は高知市はりまや町の「凜々鈴のや」
さんです。お店で味わうこともできますし、亀泉CEL-24を購入して自分で好みの
炭酸量で割ってみるのも面白いと思います。
食の世界のイノベーション、いいですね!