雨の6月、本を読んで自分の感性を引き出す。

2023年6月8日(木)皆さん、こんばんは!

梅雨入りして雨の日が多くなりましたね。

雨の日は心なしか時間の流れもゆったりとしているようで、屋根に当たる雨音を聴きながら

家の中でコーヒーを飲んだり、また眠るときにもその雨音が心地良かったりもします。

そんな6月は読書に耽っています

まずは先日、名古屋市上前津で偶然見つけたビールのお店に置いてあったビールに情熱を

注ぐ伊勢角屋麦酒の代表の鈴木成宗さんの本、「発酵野郎!」です。

今や有名な伊勢角屋麦酒のビールがこれまでにどんな過程を経てここまで成長する

ことができたのか、、について書かれています。

なんでもそうなんでしょうけど、最初から上手くコトが進むなんてなかなか無いですよね。

その波乱万丈があるからこそ、製品に情熱が宿り、その熱が消費者に伝わり共感の連鎖を

生むわけです。

「発酵野郎!」を読んでビールを飲むとさらに美味しさが増してくるような気がします。

そして、もう1冊は料理研究家の土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいと至るまで」です。

料理を無理して作る必要はない、

ご飯とお汁とおかず一つがあればそれで良い、

それが「一汁一菜」である。

という料理に対する土井さんのシンプルな考えについて書いた「一汁一菜でよいという提案」

という本があります。

その「一汁一菜でよい」という考えに至るまでの土井さんの経験やその考えに影響を与えた

出来事について書かれた本が「一汁一菜でよいと至るまで」という本になります。

土井さんは以前、NHKの番組で見かけてファンになりました。

60歳を越えている土井さんが20歳そこそこの若者と中南米のキューバで1週間ほど一緒に生活

をして、そこで世代間の価値観の違いにお互いが気づきながら、共同で料理を作り、地元の人

をもてなす、という内容の番組でした。

これがとても面白くって、土井さんが料理を若者に指南するわけですが、土井さん自身も若者

の価値観に触れて変化していくわけです。

その一連の過程が面白くて、土井さんに興味を持ち、テレビ番組に出ていると目が離せなく

なりました。

先日、本屋さんをぶらぶらしていたらこの本に出会いました。

一汁一菜の考え方はすでに知っていましたので、なぜその考えに至ったのか、、の視点で

書かれている本はぜひ読んでみたい、と購入。

今、読み始めたところです。

6月の雨音を聴きながら自分の感性に刺激を与えてくれる本を読む。

いい時間の過ごし方です♫