今の感染症対策は大事なことが抜けているゾ、、

2020年12月13日(日)皆さん、こんばんは!

新型コロナウィルス感染者の数が増える毎日ですね。

予測されていたこととは言え、社会の状況はますます混乱ぶりが進んできました。

Gotoシリーズも中止が検討され始めたようです。

今日、高知県内の飲食店を数軒覗いてみましたが、どこも先週から客足がぱたっと

止まってしまった、、と言われてました。

うーん、高知県の皆さんはピュアなのか、

それとも熱しやすく冷めやすいのか、、

行政から出る情報をそのまま受けとめちゃダメですよ。

あの「特別警戒」という情報は大事なことが抜けています。

分かります?何が大事なことなのか?

マスクをつける、

ソーシャルディスタンスを取る、

三密を避ける、

イベント中止を検討する、

会食をしない、もしくは少人数・短時間で、

これら「特別警戒」の要請事項に入っている情報では感染拡大を防ぐことは

できません。

それは実際が証明しています。

もう感染者が減ることはありません。少なくとも来年の3月もしくは4月までは。

気温が低い、寒さとも関連性があります。

気温がある程度上がる4月の中旬頃までこの感染拡大傾向は続きます。

とすると何が足りないのか、、

答えを言いましょう。

それは「感染者の行動の傾向を明らかにすること」です。

言い換えたら「感染原因や感染傾向を把握すること」です。

私はここ最近、2人の陽性感染者の方と(電話で)話す機会を得ました。

2人とも同じことを言ってました。

「感染の症状が現れる直前、仕事が忙しくとても身体が疲れていた。」と。

そうです。「疲れていた」のです。

高知県内の累計感染者は357人、全国の累計はおよそ181,000人です。

この人たちの感染判明直前の生活はいったいどんな様子だったのでしょう?

食事、睡眠、仕事や学業やスポーツなどの疲労度合い、もちろんその他の

疾病やそれまでに疾患したことがあった・無かった、など。

それらをまとめると「感染者の多くに見られる生活行動の特徴や傾向」

見えてくるはずです。

それを見える化すると、新型コロナウィルス感染症対策は次のようになります。

1、マスク着用、三密を避ける、ソーシャルディスタンス確保は基本ルール。

2、感染者の生活行動データから把握できた感染直前の要因を避ける・排除する。

3、この1と2を実践した上で、「高齢者」「現在疾患中の人」「過去に大きな

  疾患のあった方」「感染症を避けなければならない基礎疾患のある方」は、

  マスク着用や三密を避ける、ソーシャルディスタンスを取るをしても、更に

  <人の集まる場所には原則出かけない>

  <不特定多数との接触をしない>

  を徹底して行う。

3番目の項目は該当する方自身の生活に不自由と不便は発生しますが、これは我慢して

もらうことになります。

今は国民全員が我慢をしています。

おしなべて老若男女全国民が平均的な取り組みをしていても感染拡大を防ぐことは

できず、社会は混乱と破綻に向かうことはこの半年ちょっとでよく分かりました。

つまり、これまでの感染者の行動データから、感染しやすい生活習慣をあぶり出し、

それを避けるようにすることで感染を防ぎつつ、生活行動と経済活動をできる限り

普段どおり動かしていく、という私の考えです。

これが「正しく恐れる」あるいは「正しい感染予防」なのです。

ここまで書くと、とても理屈っぽくて、そして難しいことのように感じる人も

いると思います。

いえいえ、ぜんぜん難しくありません。

「疲れを溜めない」

「バランスのよい食事をして栄養をしっかりと取る」

「睡眠をしっかりととる」

「帰ってきたら手を洗い、うがいをする」

あら?これってインフルエンザや風邪対策と同じじゃ。

そうですよ。笑

結局、物事の本質は変わらないということです。

今の「特別警報」や政府(専門者会議含む)やマスコミの報道の不十分さ・誤りは

「感染者数・重傷者数・死亡者数しか発表しないこと」です。

たぶん、きっと数を調べて発表することが仕事化しています。

手段が目的化する、とはまさにこのことです。笑

マスク、三密、ソーシャルディスタンスをやって減らないなら、頭を使ってもっと

深くその原因と対策を考えましょうよ。

国の機関にはIQ高い大学を出ている人が多く働いているはずですので、そういう

思考はあるはずだけどなぁ。

という話しでした。