オリンピックを開催しながら人流を抑制する、という矛盾。

2021年7月27日(火)皆さん、こんばんは!

先ほどニュース速報で流れてましたが東京都内の新型コロナウィルス感染症の今日の

新規感染者が2,800人を超える人数になった、とのこと。

何かものすごいことになった、みたいなニュースの流れ方してましたが、

・政府が4連休を設定して、人の気持ちと行動を開放的にした。

・オリンピックが始まって、海外から陽性の選手もしくは同行スタッフ等が入国した。

・オリンピック日本人スタッフがその海外からの陽性者と接触している。

・オリンピック日本人スタッフ同士や報道関係者同士も接触している。

これらの理由があって、感染者が増加する、のは当然ですよね。

ニュースの原稿の雰囲気は「人流の抑制をさらに・・」「国民が外出や人の接触を控えること」

的なことを言ってましたが、感染抑制もしくは対策のベクトルはそっちじゃないでしょう。

オリンピックまで開催するのですから、もう感染者を数える意味はない、ということに気づく

必要があります。

今、感染第5波に入った、みたいに言ってますが、このまま感染者の数を数えてたら10波でも

50波でも起き続けます。デルタ株の次の次のまたその次の株はいくらでも出現し、ワクチンの

効果が期待できない株も出現します。それを追いかけていたら、世の中はどうなりますか?

感染者の数も相変わらず1例目から数えた通算の数を発表していますが、最初の方の人まで

いまだに通算する意味ってあるんですか?

そして、医療崩壊って言ってますが、この1年半で崩壊した医療機関ってどこにあるんですか?

この崩壊とは、廃業を指します。

飲食業界とその関連産業では崩壊が起きています。

なぜ医療機関の声だけが世の中に通るのでしょうか?

この環境においては、

・医療機関と従事者は覚悟を決めること

・国民も感染と死は身近にあることを覚悟すること

・そしてこの1年半で失われた経済活動に参加できる人は参加すること

・経済活動に参加したくない、あるいは参加できない人は参加しなくていいこと

この4つの原則を社会に定義として横たわらせることが必要です。

この役割は政府が為すべきことですが、彼らは「数を数えること」が目的化していることと、

医療の領域はある意味神様の領域で医師など資格を持っている人の言葉は絶対的であるため、

政府自らでこの状況から脱却するのは難しいのは間違いありません。

で、あるなら「経済活動に参加できる人・参加したい人はどんどん参加するべき」という

のが私の考え・価値観です。