次の世代にバトンを渡す気持ちで、、

2021年8月27日(金)皆さん、こんばんは!

今日は広島県三次市の県立三次青陵高校ビジネス系列3年生との商品開発会議を

オンラインで行いました。

青陵高校と地元のスーパーマーケットの三次フードセンターは過去2年間、商品開発

会議を一緒に取り組んでいます。

ちなみに「三次」と書いて「みよし」と読みます。

徳島県にも同じ読み方をする「三好市」がありますので、時々間違える方もいます。

私はもうすっかり慣れて、「みよし」と言えば「三次」が浮かぶようになりました。笑

さて、この高校生との商品開発会議は

「三次の産品を新しい価値に変えて、地域内外で販売しながら三次を活性化させる」

という大きなテーマを掲げてこれまでにさまざまな商品を開発してきました。

三次といえばブドウの「ピオーネ」が名物の一つです。

その「ピオーネ」を使ったスイーツが「お弁当・お惣菜大賞2020」にて特別賞を受賞

するという快挙も達成しています。

その様子はこちらの動画にて紹介しています。

https://www.youtube.com/watch?v=Ep2xqUQIE3E

そして今日は来月の発売を目前に控えて、試作品の最終仕上げと商品名の考案、売価の設定

について話し合いを行いました。

生徒の皆さんは惣菜チームで2つの商品を開発し、加工食品も1品開発中です。

高校生と企業が取り組む商品開発は、在学中に社会を擬似体験できること、日常生活

に密着するスーパーマーケットの仕組みや商いの要(かなめ)について学ぶことが

できること、そして地域の価値を再発見し地元に愛着を持つこと、これらが大きな効果

として期待できる取り組みです。

もちろんスーパーマーケット側も若者の感性に触れて、自分たち大人では発想できない

意外なアイデアを吸収することができるメリットもあります。

現在、高知では高知市立高知商業高校、静岡では静岡県立掛川西高校、そしてこの

広島県立三次青陵高校の3校それぞれで商品開発会議を進行させています。

限定的な地域の取り組みではありますが、次の時代を担う若者にバトンを引き渡す

ような気持ちで私も進行役を務めています。

9月にはこれら学校との共同開発商品を次々とお披露目(発売)していきます。

このブログでも紹介をしますので、ぜひご注目ください!