GWスペシャル・スマートフォンで撮れる“美味しい“写真のポイントを解説します。

2020年5月4日(月)皆さん、こんばんは!

今日はテイクアウトメニュー・料理を写真撮影する際に活用できる

テクニックを解説します。

タイトルは「スマートフォンで撮れる“美味しい“写真のポイント」です。

執筆はヒガシモリ  フミヤさんです。(プロフイールは文末に記載しています。)

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料理の写真を撮ってお客さんに料理の良さを伝えたい!

あれ?撮ってみると伝えたかった料理と写真の中の料理がなんか違う..

そんな経験ありませんか?

でも大丈夫!コツさえ知れば誰でも美味しい写真が撮れて、自慢の料理の

良さをお客さまに届けられます。

しかもなんとお手持ちのスマホでも美味しい写真が撮れます!

今回はそんなスマホでも撮れる美味しい写真の撮り方の一部をご紹介します!

美味しい写真を撮るには大きく分けて3つのポイントがあります。

それは「光」「角度(構図)」「編集」です。

①光
光の当て方、自然光の取り入れ方が美味しい写真にするためには重要です!

順光× サイド光○

逆光や半逆光○(光が強すぎる場合はカーテンやレフ板(白い紙)で調整)

その他にもトップ光(真上から光を当てる)と料理全景がはっきり写ります。

×ありがちな悪い例

・順光(光を正面から当てる。料理の真上から当てるような感じ。

 料理に影が写り込むこともあります。)

のっぺりした写真になってしまいます。

○ぜひチャレンジしたい良い例

・サイド光(光を横から当てる)

・逆光、半逆光(カメラ側とは逆から光を当てる。カメラ手前、光は反対側から。)

特徴としては「立体感が出る!」

ただし、明るい場所と暗い場所が極端に出てしまい撮影には難しい、という難所が

あります。

②角度(構図)

食べ物の写真を撮る際は、角度そして構図が重要です!

撮り方の角度として「真上から撮る」もしくは「斜め上から撮る」

(料理によって美味しく撮れる角度は変わるので探す必要があります!)

構図としては「余白を作りすぎない」こと。

主役であるメイン(料理)をアップで撮る。

スマホで撮る際は「料理にあまりに近づき過ぎず、上からズームで撮る」と良いです!

(理由:スマホのカメラは元々広角で撮れてしまう、ということでスマホのカメラそのもの

を撮りたい被写体に近づけた場合歪みが生じるのと、スマホや手などの影が写ってしまうため)

×角度の悪い例

こうなると立体感が伝わりにくいですね。

ですので、せっかくのボリューム感を伝えることができません。

そのボリューム感を活かし、写真を通して見る人にそれを伝えるためにはどう撮れば

いいのか、、を考えるわけです。

○角度の良い例


ほぼ真横から撮影していますが、こういう構図にすると料理のボリューム感をしっかり

と伝えられる。(背景をぼかしてさらに強調しています。)

×構図の悪い例

メインとなる対象の料理が遠いですね。

写真の後方に明るい場所が映り込んでいるため、構図が本来狙うはずの料理が伝わらない

感じになっています。

○構図の良い例(一例)

特徴としては「メインがはっきりと伝えられる」があります。

ボリューム感が伝えられる。

さらに美味しそうに見えるコツとしては、

フォークやお箸などで料理自体を掴んで上に上げてるシーンを撮るとさらに臨場感が

あります。(写真を見てる側の人に食べてるイメージをもってもらえる。)

③編集

スマホ標準の写真アプリでも編集することは可能です。

編集前の写真です。

編集後はこうなります。

同じ構図の写真ですが、ぱっと見て雰囲気が違うことがお分かりいただけると思います。

この処理はiPhone標準アプリの機能で簡単に編集可能です。

全体的に明るさを上げています。シャドウ(影)も明るくしています。

「写真の加工編集は食べ物にとっての“お化粧”」と同じで、するかしないかによって料理の

見栄えが大きく変わります。

・小技情報
スマホの設定、設定内のカメラからグリッド線を追加設定するとより写真を撮る際に

位置が分かり撮りやすくなります。

iphoneの設定から「カメラ」を選択し、「グリッド」をオンにします。

設定画面はiPhoneです。

グリッド線が入ると撮影時にはこんな画面になります。

グリッド線無し。

グリッド線あり。

以上「スマートフォンで撮れる“美味しい“写真のポイント」です。

いかがでしたでしょうか?

料理の写真を撮影するときは、角度を変えたり、カメラと料理の距離を変えたり、背景に

注意をしたり、色々な工夫をするとさらに美味しそうな写真に仕上げることができます。

ぜひ試してみてください。

 

<執筆者紹介>

ヒガシモリ  フミヤ

1年前に趣味でカメラを本格的に始め、独学で勉強。学生団体のイベントのカメラスタッフなど経験。

韓国、ベトナム、シンガポール、中国、ニューヨーク、ロサンゼルス、ハワイにて写真の撮影をしな

がら旅を重ねてきた。

普段はiPhoneと愛用のCanon EOS 9000Dを使って撮影を楽しんでいる。

Instagram:@238fumiya_photo_https://www.instagram.com/238fumiya_photo_/